2021年1月の記事一覧
「蔵で暮らす」築120年目のリノベーション(坂戸市)竣工から約半月
「蔵で暮らす」築120年目のリノベーション(坂戸市)竣工から約半月
昨年末に引き渡しを終えた「蔵」のリノベーションのプロジェクト。モノの保管場所だけの機能だった蔵を、新しく人が最小限暮らすことのできるようにする改造でした。この「蔵」だけで生活が完結するように、新たにミニキッチン、シャワーブース、トイレ、洗面スペースを増築しました。その後の様子を確認するために、先日、お伺いしました。夕方、お邪魔すると蔵の内部の明かりが綺麗に漏れて、昼間とはまた違った雰囲気です。今回の正月のご様子をお伺いすると、里帰りされたお嬢さんが、ここで寝泊りしてお使いになったという嬉しいお話がお聴きでしました。
【蔵のリノベーション】収納のスペースから居住空間に(坂戸市)コンセプトイラスト
【蔵のリノベーション】収納のスペースから居住空間に(坂戸市)コンセプトイラスト
新しくする蔵の内部は、床や階段を付け替えて、1、2階とも居住スペースに改装します。蔵の手前の下屋根スペースを若干、増築して、「キッチン」+「ダイニング」+「シャワー」+「洗面」+「トイレ」をつくっていきます。「蔵」の内部とそれに付随した増築スペースで、完結する住空間をつくるプロジェクトです。
蔵で愉しむミニマムな暮らし〜坂戸市、築120年の蔵をリノベーション〜
蔵で愉しむミニマムな暮らし〜築120年の蔵をリノベーション〜(埼玉県坂戸市)
穏やかな田園風景がひろがる、埼玉県の坂戸市。代々受け継がれてきた築130年の蔵の空間を、“モノの保管空間”から、人がミニマムな暮らしを愉しめる“居住空間”にリノベーションするプロジェクトです。蔵が持つ独特の重厚感や、受け継がれてきた歴史の息吹を残しつつ、明るく心地良い棲まいへ。空間の再構築を通して、ご家族の新たなコミュニケーションの可能性も見えてきました。
薪ストーブで正月の残りの「お餅」を焼く!
昨日の夜から今日は雪の予報でしたが、昨日の夜から冷たい雨が続きました。子供たちも雨で家にいたので、映画を見ながらまったりです。冷蔵庫で眠っていたお正月のお餅を薪ストーブで焼いて、冷蔵庫の整理をしました。
【田んぼの中の新築木造 一軒家】埼玉県吉川市の住宅 (完成後13年経過)
千葉県柏市の現場に行った帰りに、ちょっと寄り道をして、下道で江戸川を渡って、埼玉県吉川市に・・・。以前、設計をした住宅の様子を見て帰ろうと思ったからです。完成から約13年経過したその家は、田んぼの中に建つポツンと一軒家。周りの風景は完成当時とあまり変わっていませんでした。アポイントなしで突然伺ったので、家の周りをぐるっと見てから帰ろうと思っていると、お庭にお父さん(奥さんのお父さん)の姿が見えました。
【昭和30年代の暮らしから考える視線の高さ】松戸市立博物館「常盤平団地」
【昭和30年代の暮らしから考える視線の高さ】松戸市立博物館「常盤平団地」
実は、この建物は実物ではなくで、松戸市立博物館に再現された2DKの実物大モデルなんです。住人の人物設定も細かく設定されていて昭和30年代の暮らしが再現されています。世代的に実際に昭和30年代を体験していないのですが、かなりリアルに感じます。(展示設計は乃村工藝社さん)
【薪ストーブ&ダッチオーブンで『ナン』を焼く】埼玉の設計事務所がつくる木造新築住宅
掃除・洗濯・食事とお母さんが休む暇がないので、今日のお昼は子供たちがつくることになりました。・・・といっても、無印で買った『ナン』の粉を水と混ぜて、こねて、伸ばして、焼くだけですが・・・。フライパンで焼いても美味しいらしいですが、折角なので、ダッチオーブン(フライパンとして使える蓋)と薪ストーブで、キャンプに出かけたような雰囲気で・・・。
「子どもの季節」安野光雅さんの絵本を見て「家づくり」を考える
「子どもの季節」安野光雅さんの絵本を見て「家づくり」を考える
安野光雅さんといえば、「旅の絵本」や「ふしぎなえ」、「あいうえおの本」に「ABCの本」など、いろいろな絵本が頭に浮かんできますが、この「子どもの季節」もそのうちのひとつです。この本の大半は、住宅販売会社の広報誌に連載した表紙の作品だそうです。純粋な絵本ではないので、安野さんご本人は、この本自体、あまりいいとは思っていないそうですが…。私は好きな本の一つです。