『漱石全集を買った日』山本善行×清水裕也 読了

『漱石全集を買った日』山本善行×清水裕也 読了

京都にある古書店『善行堂』の店主:山本さんとその店の古本好きの常連さん:清水さんの対談本です。本の巻頭は24ページにわたって、清水さんが、これまでに収集した家の本棚の写真が載ってます。わたしが知っている本は少ないのですが、わからなくても、人の本棚って、見ていると楽しいですよね・・・。

2人とも関西が地盤なので、京都や大阪、神戸などの古本屋さんのお話や様子が語られているのも楽しいところ。自分も近くに行ったときに寄ってみたくなります。

わたしが一番共感したのは、清水さんが、元々、子ども時代に全然本を読んでいなかったということ。親も本を全然読まない人で、学生時代もマンガばかりで本に接する機会もなかったそうです。本を読むようになったのは、社会人になってからだそうです。

社会人から読み出して、写真のような本棚はすごいなぁ〜と思います。

わたしも同じように子ども時代や学生時代はまったく本を読みませんでした。親も本を読むような感じではなかったので、友だちの家にお邪魔して、本棚に本が並んでいると、すごいなぁ〜と思ったり、なんだかその環境が羨ましく感じたりすることもありました。

わたしが初めて本っておもしろいなぁ〜と感じたのは、一つが大学を卒業して勤めた会社の寮で、同期の友人から借りた本を読んだとき。その本は、沢木耕太郎の『深夜特急①〜⑥』でした。そして、もう一つが、たぶんそれと同時期だったと思いますが、高校の同級生の親友が貸してくれた三浦綾子の『細川ガラシャ夫人』を読んだときでした。この2冊が私を本の世界に導いてくれました。

ツイッターでは、同じ夏葉社の、島田潤一郎さんの『古くてあたらしい仕事』が盛り上がっていますが、ひねくれ者なので、こっちの本をついつい選んでしまいました。(もちろん、しばらくしてから『古くてあたらしい仕事』も読みますよ)

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