『大きくて立派な鯉のぼりがほしい!』オジサンになって好きになるモノ

『大きくて立派な鯉のぼりがほしい!』オジサンになって好きになるモノ

こども時代や若い頃、「今はそうでもないけど、オジサンになったら、好きになるかもしれないなぁ〜」となんとなく思っていたモノ・・・。演歌、和食、和菓子、寅さん、水戸黄門、・・・などなど。演歌だけはそうでもないですが、実際、オジサンになってみて、たしかにみんな好きになってきました。

若い頃から変わらず好きなものもありますし・・・、年齢ごとに嗜好性が変わるモノも確かにありますね・・・。

「鯉のぼり」もオジサンになって、好きになったモノの一つ。子どもが出来てからというほうが正しいかもしれません。若い頃は、「鯉が風に泳いで、何がたのしいのか?」サッパリわかりませんでしたが、今では元気に泳いでいると、とてもうれしくなります。

我が家の鯉のぼりは、数年前に家を建てた際に、義理のご両親が孫のために買ってくれたモノ。

両親が買ってくれると言っていたときは、あまりピンと来なかったので、「わざわざいいですよ〜。」とか「高そうだし、大変そうだから、小さいのでお願いします。」などと失礼なことを言っていたと思います。

自分の気持ちの変化も不思議ですが、最近では、この季節、近所の大きな鯉のぼりを見ると、「うちも大きな鯉のぼりがほしいなぁ〜。」とか「我が家もはやく泳がせなきゃ〜。」と思うようになりました。

オジサンになったから・・・(笑)?今日もぼーっと朝から鯉のぼりを見ています。

見ていると自然に「子どもに元気に育ってほしいなぁ〜」、「親はありがたいなぁ〜。」と思ってしまいます。

わたしの後ろでは、鯉のぼりにあまり興味がなくなって、ちょっとしか喜ばなくなってきた我が子が、後ろ向きでテレビでアニメを見て笑っています。

そして、わたしは無言で叫ぶのでした・・・。

「おまえらに、このホントの良さがわかるのは、数十年先じゃ、アホ 小学生!」今日は風がなくて、残念ながらあまり泳ぎません。

でも、天気がよくて洗濯日和。

孫ができたら、大きな鯉のぼりを買ってやろうと思います・・・。(2017/04/28)

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