読書・美術館・音楽

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「生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由がある」(岡壇著)を読んでコミュニティについて考える

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「生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由がある」(岡壇著)を読んでコミュニティについて考える

建築雑誌「新建築」の書評で、建築家の西沢大良さんが選書されていた本「生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由がある」(岡壇著)を読んでみました。徳島県海辺町は、周辺の町村とよく似通った豊かな自然と温暖な気候で、夏にはサーファーと帰省者で町の人口が一時的に増加します。かつては農業や漁業、林業などの第一次産業がさかんでしたが、昭和の高度成長期の後に徐々に衰退した、日本のどこにでもあるような田舎町の典型のような町です。それなのになぜかこの町だけが、突出して自殺発生率が低い。その理由を町に関わりながら探していく内容の本です。

今年のお盆休みは、『TRAVELLING WITHOUT MOVING』的自宅で過ごす

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今年のお盆休みは、『TRAVELLING WITHOUT MOVING』的自宅で過ごす

お盆休みは帰省も出来ませんし、どこにも行けなかったので、ずっと家にいました。こんなに長い時間、家にいたこと今まで経験ないかもしれません。
お供は、Netflix、Amazon prime Videoと読書。遠くに行けないけれど、まさに『TRAVELLING WITHOUT MOVING』(気持ちと声は、野村訓市さん)

ジャックタチ「ぼくの叔父さん(1958)」の家(アパート)

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ジャックタチ「ぼくの叔父さん(1958)」の家(アパート)

Twitterで、ジャックタチの映画がAmazonプライムに追加されたことを知ったので、「ぼくの叔父さんの休暇(1953)」、「ぼくの叔父さん(1958)」、「プレイタイム(1967)」を続けてみました。それぞれ100円。映画を見たことがなかったので、ずっと見たいと思っていました。ここ数年はDVDのコンプリートBOXを買おうかどうか迷っていましたが、300円で見られるなんて、いい時代になりました。

【電線のある風景】電線絵画展(練馬区立美術館)

【電線のある風景】電線絵画展(練馬区立美術館)の画像

【電線のある風景】電線絵画展(練馬区立美術館)

昨日は西東京市まで出てきたので、少し遠回りして中村橋まで・・・。車でしたし、久しぶりに美術館に行きたいと思っていたので、練馬区立美術館で、「電線絵画展」を見てきました。

「子どもの季節」安野光雅さんの絵本を見て思ふ

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「子どもの季節」安野光雅さんの絵本を見て思ふ

安野光雅さんといえば、「旅の絵本」や「ふしぎなえ」、「あいうえおの本」に「ABCの本」など、いろいろな絵本が頭に浮かんできますが、この「子どもの季節」もそのうちのひとつです。この本の大半は、住宅販売会社の広報誌に連載した表紙の作品だそうです。純粋な絵本ではないので、安野さんご本人は、この本自体、あまりいいとは思っていないそうですが…。私は好きな本の一つです。

毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」に行ってきました

毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」に行ってきましたの画像

毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」に行ってきました

FBで、毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」が今週末、開放されていると紹介されていました。その写真に2人並んだ女の子の絵が写っていて、とても気になったので、午後遅くに行ってきました。『新しき村』は、武者小路実篤が提唱した「人間らしく生きる」「自己を生かす」社会の実現を目指して、1918年(大正7年)に宮崎県に誕生した共同体。1939年(昭和14年)、埼玉県毛呂山町に新たな土地を得て、「東の村」として再出発することなったそうです。

『ヤオコー川越美術館』に出かけました。

『ヤオコー川越美術館』に出かけました。の画像

『ヤオコー川越美術館』に出かけました。

今日は遠出はしたくないけど、朝からなんだか美術館に行きたい気分。ということで、近場の『ヤオコー川越美術館』に出かけました。川越の市街地はたくさんの人通りですが、こちらはとても空いてます。三栖右嗣(みすゆうじ)さんの作品や、伊東豊雄さんの空間もゆっくりと堪能できました。

『柳田国男と今和次郎 災害に向き合う民俗学』畑中章宏

『柳田国男と今和次郎 災害に向き合う民俗学』畑中章宏の画像

『柳田国男と今和次郎 災害に向き合う民俗学』畑中章宏

コロナ禍真っ只中の今年の4月、NHKの日曜美術館で「疫病をこえて 人は何を描いてきたか」という回を見ました。「疫病」をテーマとした美術をとりあげ、人間がどのように疫病と向き合い乗り越えてきたかを探る内

『子どもと孤独』エリス・ボールディング 著/小泉文子 訳・著 (孤独な時間のつくりかた)

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『子どもと孤独』エリス・ボールディング 著/小泉文子 訳・著 (孤独な時間のつくりかた)

なんだか、以前は忙しすぎて、子どもたちの生活って、このくらいのんびりしていたほうがいいのではないかという気持ちになったりもしました。ネットですこし話題になりましたが、コロナの自粛で、練習時間が短くなった高校野球の選手たちが、「体が大きくなった」、「投手の球速が伸びた」、「打者の飛距離が伸びた」なんていうニュースもありましたし・・・。案外、のんびりなほうが、いろいろな成長ができるかもしれません。

『レンブラントの帽子』バーナード・マラマッド

『レンブラントの帽子』バーナード・マラマッドの画像

『レンブラントの帽子』バーナード・マラマッド

短編を読むのは、久しぶりでしたが、あっという間の物語は、とても新鮮な感じがしました。ひとりの人間が持ち合わせている「イヤな部分」や「ずるい気持ち」、「やさしさ」や「思いやり」が、カメレオンのようにころころと変化して、とても人間くさいお話です。ユーモアを感じる文章ですが、作品全体に「もの悲しさ」が流れています。著者のバーナード・マラマッドは、アメリカのユダヤ人小説家。両親がロシアからアメリカに移民したロシア系ユダヤ人移民だそうです。物語の中の表層、下層に「国籍」や「人種」、「生い立ち」などから成り立つ彼のパーソナリティをとても感じる文章でした。

『樹木とその葉』若山牧水 (牧水を通してみる山河の風景)

『樹木とその葉』若山牧水 (牧水を通してみる山河の風景)の画像

『樹木とその葉』若山牧水 (牧水を通してみる山河の風景)

若山牧水が静岡県沼津市に転居していた大正10年から13年の間に綴った随筆です。本の冒頭の一首「山にあらず海にあらずただ谷の石のあひをゆく水かわが文章は」にあらわれているように、日常や、山河をめぐるたびの様子が、自由自在に書かれたエッセイです。愛する草履を履いて行く徒歩の旅。

『岡田メソッド』岡田武史と『パタン・ランゲージ』クリストファー・アレグザンダー

『岡田メソッド』岡田武史と『パタン・ランゲージ』クリストファー・アレグザンダーの画像

『岡田メソッド』岡田武史と『パタン・ランゲージ』クリストファー・アレグザンダー

『岡田メソッド』とは、主体的にプレーできる自立した選手と自立したチームを育てることを目的とした、サッカーの指導方法論の体系です。サッカーで勝つための『岡田メソッド』ですが、岡田さんは、最終的には「サッカー界のみではなく、自分の人生を主体的に生きることができる日本人を輩出する仕組みをつくる」という大きな目標を持たれています。実際に彼がオーナーを務めるFC今治では、自身のサッカーチームはもちろん、今治の学校や街も連携して、小さな地方都市を活性化する試みが大きくなりつつあるようです。将来、サッカーのコーチや指導者になる予定はまったくない私ですが、この岡田さんの理念に共感して、この本を読んでみることに・・・。