読書・美術館・音楽

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毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」に行ってきました

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毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」に行ってきました

FBで、毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」が今週末、開放されていると紹介されていました。その写真に2人並んだ女の子の絵が写っていて、とても気になったので、午後遅くに行ってきました。『新しき村』は、武者小路実篤が提唱した「人間らしく生きる」「自己を生かす」社会の実現を目指して、1918年(大正7年)に宮崎県に誕生した共同体。1939年(昭和14年)、埼玉県毛呂山町に新たな土地を得て、「東の村」として再出発することなったそうです。

『ヤオコー川越美術館』に出かけました。

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『ヤオコー川越美術館』に出かけました。

今日は遠出はしたくないけど、朝からなんだか美術館に行きたい気分。ということで、近場の『ヤオコー川越美術館』に出かけました。川越の市街地はたくさんの人通りですが、こちらはとても空いてます。三栖右嗣(みすゆうじ)さんの作品や、伊東豊雄さんの空間もゆっくりと堪能できました。

『柳田国男と今和次郎 災害に向き合う民俗学』畑中章宏

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『柳田国男と今和次郎 災害に向き合う民俗学』畑中章宏

コロナ禍真っ只中の今年の4月、NHKの日曜美術館で「疫病をこえて 人は何を描いてきたか」という回を見ました。「疫病」をテーマとした美術をとりあげ、人間がどのように疫病と向き合い乗り越えてきたかを探る内

『子どもと孤独』エリス・ボールディング 著/小泉文子 訳・著 (孤独な時間のつくりかた)

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『子どもと孤独』エリス・ボールディング 著/小泉文子 訳・著 (孤独な時間のつくりかた)

なんだか、以前は忙しすぎて、子どもたちの生活って、このくらいのんびりしていたほうがいいのではないかという気持ちになったりもしました。ネットですこし話題になりましたが、コロナの自粛で、練習時間が短くなった高校野球の選手たちが、「体が大きくなった」、「投手の球速が伸びた」、「打者の飛距離が伸びた」なんていうニュースもありましたし・・・。案外、のんびりなほうが、いろいろな成長ができるかもしれません。

『レンブラントの帽子』バーナード・マラマッド

『レンブラントの帽子』バーナード・マラマッドの画像

『レンブラントの帽子』バーナード・マラマッド

短編を読むのは、久しぶりでしたが、あっという間の物語は、とても新鮮な感じがしました。ひとりの人間が持ち合わせている「イヤな部分」や「ずるい気持ち」、「やさしさ」や「思いやり」が、カメレオンのようにころころと変化して、とても人間くさいお話です。ユーモアを感じる文章ですが、作品全体に「もの悲しさ」が流れています。著者のバーナード・マラマッドは、アメリカのユダヤ人小説家。両親がロシアからアメリカに移民したロシア系ユダヤ人移民だそうです。物語の中の表層、下層に「国籍」や「人種」、「生い立ち」などから成り立つ彼のパーソナリティをとても感じる文章でした。

『樹木とその葉』若山牧水 (牧水を通してみる山河の風景)

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『樹木とその葉』若山牧水 (牧水を通してみる山河の風景)

若山牧水が静岡県沼津市に転居していた大正10年から13年の間に綴った随筆です。本の冒頭の一首「山にあらず海にあらずただ谷の石のあひをゆく水かわが文章は」にあらわれているように、日常や、山河をめぐるたびの様子が、自由自在に書かれたエッセイです。愛する草履を履いて行く徒歩の旅。

『岡田メソッド』岡田武史と『パタン・ランゲージ』クリストファー・アレグザンダー

『岡田メソッド』岡田武史と『パタン・ランゲージ』クリストファー・アレグザンダーの画像

『岡田メソッド』岡田武史と『パタン・ランゲージ』クリストファー・アレグザンダー

『岡田メソッド』とは、主体的にプレーできる自立した選手と自立したチームを育てることを目的とした、サッカーの指導方法論の体系です。サッカーで勝つための『岡田メソッド』ですが、岡田さんは、最終的には「サッカー界のみではなく、自分の人生を主体的に生きることができる日本人を輩出する仕組みをつくる」という大きな目標を持たれています。実際に彼がオーナーを務めるFC今治では、自身のサッカーチームはもちろん、今治の学校や街も連携して、小さな地方都市を活性化する試みが大きくなりつつあるようです。将来、サッカーのコーチや指導者になる予定はまったくない私ですが、この岡田さんの理念に共感して、この本を読んでみることに・・・。

【『真夜中の庭』 植田実 読了】『物語』+『著者の物語』の2重構造

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【『真夜中の庭』 植田実 読了】『物語』+『著者の物語』の2重構造

植田実さんは、著名な建築の編集者。もともと、文学部の方なので読書量や知識が半端ないですね・・・。その植田さんが書いた文学案内(主に児童書)です。物語を空間的、建築的側面から掘り下げていきます。物語の空間を認識しながら、同時に植田さんの子どもの頃や過去の記憶や空間も追体験できる『物語』の2重構造になっています。だから、よりおもしろい。

【百年文庫48 『波』菊池寛・八木義徳・シュンキュヴィチ】読了

【百年文庫48 『波』菊池寛・八木義徳・シュンキュヴィチ】読了の画像

【百年文庫48 『波』菊池寛・八木義徳・シュンキュヴィチ】読了

漢字1文字をキーワードに内外の短編をセレクトした『百年文庫』。全100タイトルの中にはいろいろな漢字がありますが、48番は『波』。菊池寛の『俊寛』、八木義徳の『劉廣福』、シュンキュヴィチの『灯台守』それぞれ時代も異なりますし、場所も鹿児島の鬼界ヶ島、満州、コロン(パナマ)の灯台を全く違いますが、生きる上で大切なことを考えさせてくれる物語です。コロナ禍の中で、生き方や仕事、家族のことを改めて考える時間があった今の時期に読むにはピッタリの内容だったと思います。

【『間取りと妄想』大竹昭子】自分でもやっぱり妄想してしまいます

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【『間取りと妄想』大竹昭子】自分でもやっぱり妄想してしまいます

タイトル通り13種類の「間取り」から妄想した13の物語を集めた本です。それぞれの物語が始まる最初のページに、見開きでそれぞれの「間取り」が掲載されています。面白いことに、物語を読む前に、その間取りを玄関からお邪魔して歩いてみたり、窓からどんな景色が見えるか、どんな人がその家に暮らしているのか、やはり自分なりに妄想(想像)してしまっています。

【写真集『ON READING』アンドレ・ケルテス】読書が似合う気持ちのいい空間

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写真集『ON READING』アンドレ・ケルテス

ハンガリーの写真家 アンドレ・ケルテス(1894-1985)が、文字通り、屋上やバルコニー、公園や街角で「本を読む人々」の姿をとらえた写真集。1971年に出版されて以来、いろいろな出版社から、何度となく再版されている有名な写真集です。

『人生で大切なことは泥酔に学んだ』栗下直也 読了

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『人生で大切なことは泥酔に学んだ』栗下直也 読了

太宰治に小林秀雄、大伴旅人、平塚らいてう、古田晃、梶原一騎、中原中也・・・、いろんなジャンルの偉人たちが、お酒の席でやらかした、しくじりや悪行の数々・・・。みんな泥酔して、ヒトとして、ホントにひどいことしてます。みんな近くにいたら、イヤな人たちばかりです。そして、その泥酔ぶりが凄まじい・・・。