毛呂山の『新しき村』

毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」に行ってきました

FBで、毛呂山の『新しき村』の「アトリエ長杉荘」が今週末、開放されていると紹介されていました。その写真に2人並んだ女の子の絵が写っていて、とても気になったので、午後遅くに行ってきました。

八高線の踏切を渡ると「新しき村」。線路が結界のように思えます。線路を渡ると『新しき村』の門。

『新しき村』は、武者小路実篤が提唱した「人間らしく生きる」「自己を生かす」社会の実現を目指して、1918年(大正7年)に宮崎県に誕生した共同体。1939年(昭和14年)、埼玉県毛呂山町に新たな土地を得て、「東の村」として再出発することなったそうです。

村の中には、実篤の立派な美術館もありますが、村の入り口にある「アトリエ長杉荘」は、村民でもあった画家・彫刻家の渡辺 修渡舟(わたなべ おさむとしゅう)さんがアトリエとして使っていた建物だそうです。
在廊されていたギャラリーの方々や渡辺 修渡舟さんの娘さんからいろいろなお話をお伺いすることができました。

画家の渡辺修渡舟さんは鳥取県大山町(中山)のご出身だそうで、ビックリ!

少女2人の絵は、渡辺さんの娘さんたちで、今日、お話をお伺いしたご本人だと言うことや、ギャラリーの浅見さんのご実家が我が家のご近所だと言うお話も驚きましたが、一番びっくりしたことは、渡辺さんのご出身が鳥取県の大山町(中山)だということ・・・。『新しき村』に入村したのは20歳の時(昭和30年)で、高校は米子西をご卒業されているらしい。埼玉の毛呂山で、「中山」の話をするとは思いませんでした・・・(笑)

幼稚園として使用されていた都電車両

「新しき村」はざ掛けの風景。田んぼに夕日が落ちます。

独楽蔵 建築設計事務所 ホームページ TOP
コラム TOP