設計事務所 独楽蔵のアトリエは、暮らしをカタチとして見つめ直す実験の場

独楽蔵のアトリエ

設計事務所 独楽蔵(こまぐら)が、埼玉県入間市の現在の場所に誕生してから、すでに44年が経ちます。最初、周囲はほどんど畑でしたが、今は市街化が進み、賑やかな街になりました。そんな中に鎮守の森のように思えるくらいに、木々の覆い茂っているトコロがポツリ。そこが独楽蔵のアトリエです。

① 建築の側面から街のコミュニティの空間を考える

建物自体は約30年前に建て変わったが、樹木のほとんどは最初の頃に植えたまま。それが大きく育ち、現在のようになっている。今では街のオアシスのような雰囲気だ。見た目だけではなく、実際、学校帰りの子どもたちの多くは、独楽蔵の前で立ち止まり、そして砂漠を歩き疲れた旅人よろしく木陰で休んだり、遊んだりしている。「学校終わったの?」「今日は早いね」など子どもたちに気さくに声がけしたり、庭の落ち葉で遊びながらたき火をしたり、ここには、緑だけではなく、そんな懐かしいコミュニケーションも残っている。


人がたくさん集まるアトリエ(建築設計事務所)設計事務所 独楽蔵(入間市)の画像

人の集まるアトリエ

設計事務所 独楽蔵(KOMAGURA)のアトリエ(事務所)には、「家づくり」の打ち合わせのお客さん、学校帰りの小学生、ボクシングのジム生
各イベントのお客さんなどなど・・・、いろんなお客さんがいらっしゃいます。
【アトリエ 半地下ホール(鉄筋コンクリート)】設計事務所 独楽蔵(入間市)の画像

アトリエの内部

アトリエのホールです。約1m掘り下げた半地下の空間は鉄筋コンクリート製。廻りに広がる武蔵野の緑や地面を身近に感じることができます。家づくりの打ち合わせや相談、各種イベントを行います。
【独楽蔵のアトリエ全景】入間市 設計事務所の画像

アトリエの環境

ホームページを見てから事務所を訪れる人は、以外にアトリエが街中にあるので、ちょっとびっくりするみたいです。それも、そのはず、駅からは徒歩6分ですし、目の前には入間市役所があります。敷地は、ケヤキやコナラ、ソロ、エゴ、イロハモミジなどの武蔵野を代表する木々に囲まれているので、廻りとはちょっと違った雰囲気があるかもしれません。
【建築設計事務所アトリエのメンテナンス】埼玉の建築家の画像

庭掃除・メンテナンス作業

庭掃き、昔の屋敷では庭の掃除や家の手入れなど、労働が当たり前に行われていた。独楽蔵のアトリエではそれが日常です。落ち葉焚き・焚き火落ち葉で「落ち葉堆肥」づくり【落ち葉で堆肥づくり】独楽蔵 設計事

② まずは自分たちが楽しむ空間作りから人々が集まる場所をつくる

独楽蔵は今も昔も、街に開かれた設計事務所ですが、最初の建物を設計するときは、特にそのことを意識していませんでした。「お天道さまの下で日に焼かれながら図面を引いてもいいじゃないか」と思って、まず、自分たちが気持ちよく仕事が出来る事務所にしようと考えました。

30年前に、2回目に建て替えをした際も、もちろんそう考えましたが、はじめの建物にはなかった半地下のホールを設けました。ここは普段はお客さんとの打ち合わせの場所になっていますが、時には子どもたちを集めてお話をしたり、小さなコンサートをしたり、スケッチや住宅の模型を並べて、展覧会を開いたりする場所にもなっています。

以前から人がよく集まる事務所でしたが、「まず自分たちから楽しもう」という想いからはじめた「楽しい」エネルギーが自然と人を集めることに繋がっているのかもしれません。

【アトリエのモノたち① 】設計事務所 独楽蔵(埼玉県入間市)の画像

アトリエ点景

設計事務所 独楽蔵のアトリエの点景
【光のある空間】設計事務所 独楽蔵のアトリエの画像

光のあるアトリエ空間

いい建築の要素は、採光と通風だと思います
【アトリエ 春の風景】家づくり 設計事務所 独楽蔵 入間市の画像

アトリエの四季

アトリエの春は、新緑の季節、向かいの市役所の桜や、ケヤキ、ソロ、エゴ、コナラ、イロハモミジなど庭の木々の緑が日々、色濃くなっていきます。ユキヤナギやスミレ、エゴなどの花々も色を添えます。

③ 独楽蔵のアトリエは暮らしの中で実践的なデザインを考える実験の場

独楽蔵のアトリエは、庭の整備や芝刈り、建物のメンテナンス、薪作りや落ち葉掃き、落ち葉焚き、落ち葉堆肥、イベント、展覧会など・・・、日々の生活の一コマを実体験を通して、実際に五感で感じながら、暮らしをカタチとして見つめ直す実験の場です。
(下の写真をクリックすると、独楽蔵の日常の写真が現れます。)