埼玉県入間市の新築木造住宅/リフォームは建築設計事務所/独楽蔵へ

KOMAGURA のアトリエ

建築設計事務所 独楽蔵KOMAGURAが、埼玉県入間市の現在の場所に誕生してから、すでに40年以上が経ちました。以前は茶畑に囲まれたのどかな地域でしたが、現在では市街化が進み、ずいぶんとにぎやかになりました。そんな街中にポッカリと、木々の覆い茂る雑木林。そこが独楽蔵のアトリエです。

アトリエでは、庭の整備や芝刈り、建物のメンテナンス、薪作りや落ち葉掃き、落ち葉堆肥づくりなど、暮らしをめぐるさまざまな作業を、実際に自分たちの手で行います。移りゆく季節に寄り添い、自然の営みを五感で感じながら、暮らしの本質を見つめ直す実験の場です。

建築から、街のコミュニティを育む

建物自体は約30年前に建て替えたものですが、樹木のほとんどは最初の頃に植えたままです。それらが育ち、枝葉を伸ばし、雑木林のようになり、今では街中のオアシスとなりました。止まり木のようなこの場所で、学校帰りの子どもたちや行き交う大人が、木陰でひと休みすることも。こちらも庭の落ち葉を掃きながら、おしゃべりしたりと、地域に根ざした、ゆるやかなコミュニケーションが息づいています。


まずは自分たちが楽しむアトリエに

 

独楽蔵は今も昔も、街や人に開かれたアトリエです。「空の下で、太陽にあたりながら図面を引いてもいいじゃないか」と思い、自分たちが気持ちよく仕事ができる、自由な事務所が生まれました。建物の内と外がゆるやかに繋がりながら、風と光が通り抜ける。そんな有機的な空間で、さまざまなアイディアが生まれます。

30年前にアトリエの建て替えをした際には、半地下のホールを設けました。普段は打ち合わせのスペースになっていますが、時には子どもたちを集めてお話をしたり、小さなコンサートをしたり、スケッチや住宅の模型を並べて、展覧会を開いたりするイベント空間としても活用されています。

五感をフルに使った実践的デザイン

 

部屋の中で、図面と向き合うだけでは、良い設計は生まれません。外に飛び出し、自由な感覚で。しっかり地に足をつけて、心と頭と体を動かします。庭や建物のメンテナンス、薪作り、落ち葉の管理まで、すべて自分たちの手で行います。

建物のどこが汚れやすいか、経年美とは何か。光と影のバランスは、どこにあるか。木々の手入れをしながら、新芽のみずみずしさを感じ、紅葉に色の美しさを教えてもらう。気持ちのよい日には水まきをして、空気が冷たくなってきたら、薪ストーブに火を点ける。日々の生活におけるさまざまな実体験を通して、それぞれの心地良い暮らしの在り方を見つめていきます。