絵本から考える住宅設計

「子どもの季節」安野光雅さんの絵本を見て「家づくり」を考える

家づくりは風景づくり

安野光雅さんといえば、「旅の絵本」や「ふしぎなえ」、「あいうえおの本」に「ABCの本」など、いろいろな絵本が頭に浮かんできますが、この「子どもの季節」もそのうちのひとつです。

この本の大半は、住宅販売会社の広報誌に連載した表紙の作品だそうです。純粋な絵本ではないので、安野さんご本人は、この本自体、あまりいいとは思っていないそうですが…。絵本の中の世界と日常が地続きな気がするので、(「旅の絵本」もそうかもしれませんが・・・)私は好きな本の一つです。

本の中では、どの絵にも当然の如く「家」が登場するのですが、あくまでも、主役は「住人」や「子どもたち」だと思います。「家」は、季節を色濃く映し出す自然と同化して、背景として、魅力的な風景を創り出しています。感じのいい脇役です。この本を開くと、いつも「家」ってこういうことだなぁ〜という気がして、納得してしまいます。

建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら)では、新築の木造住宅はもちろん、古民家や中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。

建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら) 担当:長崎まで
04-2964-1296 komagura@komagura.jp

独楽蔵 建築設計事務所 ホームページ top
コラム top
ブログ top