「子どもの季節」安野光雅さんの絵本を見て思ふ

「子どもの季節」安野光雅さんの絵本を見て思ふ

家づくりは風景づくり

安野光雅さんといえば、「旅の絵本」や「ふしぎなえ」、「あいうえおの本」に「ABCの本」など、いろいろな絵本が頭に浮かんできますが、この「子どもの季節」もそのうちのひとつです。

この本の大半は、住宅販売会社の広報誌に連載した表紙の作品だそうです。純粋な絵本ではないので、安野さんご本人は、この本自体、あまりいいとは思っていないそうですが…。絵本の中の世界と日常が地続きな気がするので、(「旅の絵本」もそうかもしれませんが・・・)私は好きな本の一つです。

本の中では、どの絵にも当然の如く「家」が登場するのですが、あくまでも、主役は「住人」や「子どもたち」だと思います。

「家」は、季節を色濃く映し出す自然と同化して、背景として、魅力的な風景を創り出しています。感じのいい脇役です。この本を開くと、いつも「家」ってこういうことだなぁ〜という気がして、納得してしまいます。

日常を暮らしていて、ホントに虹や鬼が、空から落ちてきたり、カウボーイがミルクを売りに来たりするんじゃないかというような物語の中の家のような風景をつくっていきたいと思います。

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