【手書きの建築設計図面】埼玉の建築家 作図の仕事

【手書きの建築設計図面】埼玉の建築家 作図の仕事

図面を見ると、当時の熱量をビンビン感じます

以前に設計した住宅のリフォームを頼まれたので、リフォームの計画を検討するために、事務所の小屋裏から以前の図面を探してきました。ずいぶん昔に建てた家なのですが、小屋裏には、約45年分、今まで書いた手書きの図面が保管してあります。

図面を確認すると西暦1979年。今から38年前です。ずいぶん前です。最近は、極力シンプルで単純な収まりや、あえてデザインをあまりしないような傾向がありますが、これは、各所の収まりやこだわりなど、かなり密度の高い図面です。

しっかりとした線の始点と終点、濃淡、スピード感、ディテール、図面全体としての配置など・・・・、図面を見ると、当時の熱量をビンビン感じます。とても、見やすく、内容もダイレクトにわかります。そして、線、一本一本に意思があって、それがこちらに訴えてきます。

「今、これと同じような熱量で、仕事に関わって、図面を書いているのか・・・」と・・・・。図面は、もちろん、私が書いたモノではありませんし、最近はCADを使って作図をしているので、手書きの図面をみるのも久しぶりのような気がします。

よし、ぼくも負けないように、がんばろう〜!(2017/03/09)

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