材木を製材する際には、原材料の約7%が、おがくずになるそうです。なんだか、とってもモッタイナイ気がします。
確かに、薪作りでチェンソーを使っていても、かなりのおがくずが出ます。おがくずの山が出来ます。これも、とってもモッタイナイ!と、いうことで、我が家では、おがくずをかき集めて、一ヶ月くらい軒下で放置して乾燥させています。乾燥させたおがくずの山をスコップで封筒に詰めて、頭をねじって、薪ストーブの点火剤として、使用しています。
よく乾燥させると火付きもかなりいいです。
普通に販売している点火剤の中にも、おがくずをパラフィンで固めた粒状のモノがありますが、意味合いは同じですね。戦後、同じような燃料で、おがくずを固めて筒状にしたオガライトという製品がありました。戦後の一定期間は、お風呂の燃料などで、一般的に使用されていたそうですが、石油やガスの登場で下火になってしまったらしいです。
わたしも、なんとなく存在は知っていましたが、燃やしている所は、みたことがありません。
現在でも、生産はされているようですが、流通量はすくないようです。
しかし、豆炭、練炭と同様に、販売しているホームセンターもあるので、もしかするとペレットより認知度は高いかもしれません。(2017/03/06)
薪作りの際にチェンソーを使うと、かなりの量のおがくずが出ます
乾燥したおがくずを100円ショップで購入した茶封筒に詰めます
おがくず点火材の完成!
よく燃えます
これがオガライト