丸桁を活かした、終の住み処のリノベーション

oono-liv009-1300icon

築50年の和風住宅を終の住み処に

埼玉県日高市の中古住宅リノベーション

埼玉県日高市に建つ築50年の木造住宅は、住み手がいなくなって数年間空き家になっていました。

この家の新たな家主はシニア世代のご夫婦。ご主人の定年退職に伴い、近県のマンションに暮らしていたご夫婦が、この家に住むことに。

現代の暮らしにあった、終の住み処になるように、和風住宅をリノベーション。

【キッチンから庭やリビングを見渡す】

昔ながらの和室をリビングにリノベ

この家で、一番居心地の良い場所は、南側の庭に面する和室の続き間(客間)と広縁(ひろえん)でした。

伝統的な日本家屋では、日当たりや風通しが良く、快適な場所に、接客や人集めのための和室を置き、北側のいわゆる陰な場所には、住人の部屋や水廻りを配置するのが一般的でした。

【工事前の以前の住宅(和室)の様子】

現代の暮らしにとって、もっとも大切なのは、住まう方の心地良さ。そのためにも、間取りを再構築することが、よりよいリノベーションに繋がります。

今回は、かつて客間だったスペースを、ご夫婦のこれからの暮らしの中心となる、LDKとご夫婦の寝室に改造していきます。

LDKと隣り合う寝室、水回りをまとめ、スムーズな動線を描けるように。これからのシニアライフを気持ち良く過ごすためにも、1階部分でコンパクトに生活できる空間に再生する計画です。

見通しのいい明るいリビングに

和室の下がり壁や障子は解体

構造的に大事な柱は残しつつ、和室の下がり壁や、襖、障子などを解体して、1階部分は大きなワンルームにしました。

また、建物の耐震性を考慮して、新たに構造壁もバランスよく配置しながら、間取りを計画。庭に面した南側の開口部は大きく取って、見通しのいい明るいリビングに。

リビングの中心はアイランドキッチン

対面式のアイランドキッチンを中心に、リビングとダイニングがひとつながりに。木製カウンター越しに庭の緑を眺めながら、家事も食卓の準備もしやすい配置にしました。

籐を編みこんだペンダントライトが、あたたかな灯りを添えています。

【解体工事中の玄関ホール&階段部分】

タモ材の縦羽目板を使ったキッチンカウンターとモザイクタイルのキッチン。

以前の家の面影を残す

リビングの丸桁と階段のラワンの横羽目板

階段まわりの壁には、以前の家で使われていたラワン材の横羽目板を再利用しました。リビングには、当時、広縁の立派な丸桁だった部材を、そのまま活かし、新しい空間の中に、この家が歩んできた時間を感じられるようにしています。

引き違いのアルミサッシだった玄関引き戸は、新たに玄関ドアに変更しました。

【新しくなった玄関ポーチと玄関ドア】

【2階の寝室(和室)】

既存の繊維壁は塗り替えて、襖、障子紙を張り換えました。

黒い線は元々あった柱や壁、緑の線は新しくつくる壁。

建築設計事務所 KOMAGURA WESTでは、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。

今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールでお気軽にご相談下さい。

建築設計事務所 KOMAGURA WEST 担当:長崎まで
04-2964-1296 komagura@komagura.jp

KOMAGURA WEST ホームページ TOP
WORKS TOP
WORKS:住宅(新築)TOP
WORKS:住宅(リノベーション)TOP