多肉植物の温室と暮らす、飯能市の平屋住宅

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造形作家さんの家とモノづくり

自然豊かな敷地の平屋暮らし

埼玉県飯能市の新築木造住宅

今回のお客様は、立体造形をお仕事とされているご夫婦と娘さんの3人家族です。

数年前に東京から飯能市へ移住し、しばらく仮住まいで過ごしながら気に入った土地と出会い、そこに新しい家を建てる計画がスタートしました。

ご夫婦の暮らしとご要望

以前お住まいだった東京のマンションも、インテリアはすべてご自身でDIYされていたそうで、その写真も見せていただきました。

ものづくりのプロならではの、とても素敵な住まいでした。

【リビングの全体像】

ご夫婦がまず気にかけていらっしゃったのは、ご自身がデザインやディテールにこだわりが強いタイプなので、どこまでそれに応えてもらえるのかということ。

それについては、できる限り対応させていただくこと、そしてわたし自身もいろいろな可能性を検討するのが好きなので、なんでもご相談くださいとお伝えしました。

今回いただいたご要望は、次のようなものでした。

①たくさん持っている多肉植物のための温室がほしい
②温室は日照を考えて窓を大きく、寒暖差がないようにしたい
③温室は家に付随させたい
④平屋で天井の高い家がいい
⑤工事中や完成後に自分も造作をしたい
⑥土地が広いので、庭で畑をしたい
⑦家で仕事もするので書斎がほしい
⑧キッチンはアイランドで、ガスレンジは分離したい
⑨キッチンは一段下げて、テーブルと同じ高さにしたい

【家具と旦那さんの造作の組み合わせ】

寝室と薪ストーブのゾーン

テレビを壁掛けにしたニッチの両脇には、寝室へ続く2つの扉があります。

今の寝室はワンルームですが、将来は仕切って使えるように、あえて出入り口を2つに分けました。

計画の途中で、2番目のお子さんの妊娠が分かり、もともとの間取りを見直して、寝室のスペースを少し広げる変更も加えています。

薪ストーブのゾーンは天井を低く抑え、横長のFIX窓から遠くの山々を切り取るように眺められるつくりに。

ストーブ背面の滑り出し窓は、主に換気のための窓です。

キッチンをテーブルと同じ高さに

キッチンはリビングから1段下げて、ダイニングテーブルと同じ高さになるように調整しています。

天板は製作したステンレスのキッチントップで、上部には電動で上げ下げできる食器乾燥機を取り付けました。

通り抜けのキャットウォーク

リビングと一体になったキャットウォークは、幅1820mmに物入れ400mmをプラスしたゆとりのあるつくり。

大人が立ったまま使えるように、屋根の高さや勾配を調整して設計しています。

玄関土間には造り付けのハシゴを、寝室には折りたたみ式の小屋裏階段を設け、両側からアクセスできる通り抜けの空間になっています。

家と一体の温室空間

多肉植物のための温室です。日照時間をしっかり確保できるよう、家の南東側に配置しました。大きな窓とトップライトから、たっぷり光が入ります。

夏も冬も急激な温度変化が起きないよう、住宅部分と同じ断熱を施し、室内で水やりができるように壁は外壁と同じ仕様に、床には排水口を設けました。

【ワークスペースやリビングから見る温室】

植物の様子が気になったり、暮らしの中でいつも眺めていたいという旦那さんのために、リビングやワークスペースからも、温室の様子がいつも見えるようになっています。

建物の外観とアプローチ

シンプルでモノトーン。無機質な形の家に、芝生や植栽、そして山々の緑が鮮やかに映えます。

アプローチや北側の植栽もきれいに整えられていて、何かのお店だと勘違いして思わず迷い込んでくる方もいらっしゃるのだとか。

飯能市やその周辺で、平屋の新築住宅や、ご自身の趣味・お仕事とつながる住まいづくりをお考えの方は、ぜひKOMAGURA WESTまでお気軽にご相談ください。

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