空に近いもうひとつの庭(屋上緑化) イラスト計画案
敷地は埼玉県狭山市。坂道の脇の窪地で約450坪の広さ。その中には蔵も残されていました。ここに、四季折々、自然と親しむ暮らしをつくりたいと、新築が計画されました。まずは、地形の整備からスタート。涼しい緑の盆地、暖かな丘、そして蔵の周りは裾を隠して、風景の中に溶け込ませて、箱庭をつくるようにゾーニング。外からの視線は適度に遮りながら、住まいからの眺望は確保して、全体計画をまとめました。混構造(1階鉄筋コンクリート造+2階木造)
「スロープ」、「盆地」、「庭台地」、「橋」そして、家による多様な回遊性。三角の長辺の広がりと隅の奥行き。暮らしを敷地全体としてとらえて、全体をイメージする。
人と車。エントランスを整理して集約。橋(ブリッジ)は、無機質な駐車場を断ち切り、有機的な庭を完結させるためにある。
「梅、2本」、「井戸」、「小流し」、「小熊笹」、「玉石積み」。蔵廻りの佇まい整備と建物の補修
1階、2階平面図(間取り図)
室内レベルの仕組みと南の外観図
2階リビング:INとOUT(人工地盤の屋上緑化芝庭)が一体化した日常生活のサイズ。リビングからの風景。
1階ホール:様々な庭模様に囲まれたホール。生活感のない空間で、プライベートはもちろん、パブリックな空間としても使用可能です。
家全体の部位別、収納計画