森美術館「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」に行ってきました。

森美術館「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」に行ってきました。

日本の建築を古代から現代にわたって、寺社建築から現代建築まで、すべてをまんべんなく網羅するような展示内容です。

テーマが壮大なので「柱と梁による木構造」や「内外の領域」、「美意識」など、主催者による9つのセクションに分けた展示方法のようです。

日本の建築全体をざっくりと理解できるので、外国の方やお子さんなどにも、いいかもしれません。

足場パイプを使ったショーケースの工夫や、3Dの体験型インスタレーション、セルフビルドの「蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)」などの展示もあり、内容のバランスも、とれているような気がしました・・・。

また、展望台から見える東京の景色を見ながら、六本木ヒルズ上階の森美術館という自然や外部空間とは、完全に遮断された「箱」空間で、「日本の建築」が語られているのも、設定としてかなりシュールだなぁと、感じました・・・。

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