設計事務所の家づくり&庭づくり
今朝、ラジオで、J-WAVEを聴いているとガイナーレ鳥取(サッカーJ3)の芝生事業を紹介していました。スタジアムのある弓ヶ浜半島で増え続けている耕作放棄地を利用して、芝生の生産、販売をしようというものです。
芝生事業には、いくつかのきっかけがあったそうです。
①もともと鳥取県は全国有数の芝の生産地であること
②クラブの財源が限られているため、当初からスタジアムの芝生の生産、管理、運営をガイナーレのスタッフが行っていたので、ノウハウがあること
③スタジアムのある米子市、境港市が位置する弓ヶ浜半島の地質は砂地で水はけがよく、豊富な地下水があること
④人口減少、高齢化による耕作放棄地が増えていること
⑤西洋芝が、砂地でも育つこと
米子市のネギ畑
弓ヶ浜半島は河川から流れ込む土砂によってできた砂州なので、地盤が砂地です。子どもの頃は地面といえば、全国何処でも砂だと思っていましたし、家の近くには高低差のある砂山も、たくさんありました。確かにその頃、スコップで地面を掘ると、そこらじゅうですぐに水が出たことを良く覚えていますが、地下水が豊富だったんですね・・・。地下水があるのは「淡水レンズ」の効果らしいです。「淡水レンズ」とは、海水と淡水の比重差から、地下水(淡水)が海水(塩水)の上に、レンズ状の形に浮いている状態だそうです。知らんかった・・・。
今日の放送でも、米子市長のメッセージもあり、行政と連携した事業だということがよくわかりました。この芝生事業は、少し前にも、テレビ東京のワールドビジネスサテライトで紹介されていました。(写真はそれです。)
子どもの頃、よく遊んだ土地にそんな特性があっただなんて、ちょっとビックリです。全国にガイナーレの芝生が増えるといいですね・・・。近所のホームセンターでも、芝生の産地をよく見てみたいと思います。独楽蔵の家づくりでも、ぜひ使って見たいです。
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