RC造・S造・木造|工法の違いを比べる
建築の工法は、大きく分けて、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造(S造)、木造の3つに分類できます。
3つの工法には、それぞれ、いろいろな特徴があります。そして、工法によって、建築現場での見た目も、かなり違ってきます。
この記事では、現場の写真を見ながら、3つの工法の違いと、工事金額の違いをご紹介します。
建築の工法は、大きく3つに分けられます
・鉄筋コンクリート造(RC造)
・鉄骨造(S造)
・木造
(そのほかに、煉瓦や石、コンクリートブロックを積んでいく「組積造」や、鉄骨がコンクリートの中に埋め込んである「SRC造」などもあります。ただ、一般的ではないので、ここでは、とりあえず除外しています。)
一番大きな違いは、基礎の大きさ
鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄筋コンクリートで、「柱」と「梁」をつくりながら、建物にしていく工法です(ラーメン構造)。
トップの写真は、基礎、1階柱、壁の配筋(鉄筋を組んでいくこと)、そして1階の型枠を建て込み中の様子です。1階の床下で隠れてしまう、基礎の部分です。地中梁から、柱の鉄筋が突き出ているのがわかります。
木造に比べて、柱は太く大きくなります。その一方で、柱と柱の間隔を広くとれて(スパンが長くとれる)、柱の本数が少ないのが特徴です。
また、床もコンクリートでつくるため、建物自体が、かなり重くなります。そのため、基礎の部分が、どうしても大きくなってしまいます。
基礎が大きくなるということは、必然的に、工事費がかかるということです。

【重量鉄骨造:3階建ての地中梁配筋の風景】
鉄骨造(S造)
鉄でできた「柱」と「梁」で、建物をつくっていく工法です。
RC造と同様に、柱と柱の間隔を広くとれて(スパンが長くとれる)、柱の本数が少ないのが特徴です。
RC造に比べると、少し軽いので、基礎も少し小さくなっています。
写真は、基礎配筋中の様子です。基礎の鉄筋・コンクリート工事が終わると、地上階の鉄骨を組んでいきます。

【木造在来工法:平屋の基礎配筋の風景】
木造(在来工法)
写真を見ると、木造の基礎は、RC造やS造に比べて、鉄筋が細かったり、鉄筋の量が少なかったりして、構造的に頼りない感じがするかもしれません。
でも、他の工法に比べて、構造的に弱いということはありません。耐震性は同等です。
基礎の大きさが違うのは、構造的な優劣ではなく、「建物(自重)+積載荷重(建物の中に入るモノの重さ)」が、建物の構造や用途によって異なるからです。
木造は、他の建物に比べて、軽量でしなやかなので、基礎も小さくできているのです。
工法による工事金額の違い
坪単価で工事金額の安い順番に並べると下記のような順番になります。
① 木造(在来工法)
② 鉄骨造(S造)
③ 鉄筋コンクリート造(RC造)
3つの工法の違いを、表で比べると
| 鉄筋コンクリート造(RC造) | 鉄骨造(S造) | 木造(在来工法) | |
| 柱の特徴 | 柱は太く大きい。柱の間隔を広くとれ(スパンが長い)、本数が少ない | 柱の間隔を広くとれ(スパンが長い)、本数が少ない | 柱の間隔は、RC造・S造ほど広くない |
| 建物の重さと基礎 | 床もコンクリートで、かなり重い。基礎が大きい | RC造より少し軽く、基礎も少し小さい | 軽量でしなやかで、基礎も小さい |
| 坪単価(安い順) | 3番目 | 2番目 | 1番目 |
工法選びのご相談は
建物の工法は、基礎の大きさ、工事金額、現場での見た目など、それぞれに特徴があります。
「どの工法が合うのか、まず話を聞いてみたい」という方も、ぜひお気軽にKOMAGURA WESTまでご相談ください。
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