リビングの大開口部の脇につくった物干しスペース
シンプルで、デザイン的に、かっこいい建物はたくさんありますが、住空間は、住み手の暮らしが営まれて、初めて完成するものだと思います。実際に住み手がその空間の中に入って日々を過ごす姿、「日常生活の風景として美しい空間」が、優れた住宅なのではないかと思うのです。美しくしなくてはいけないのは、建物ではなく、住み手の姿と暮らしの風景だと思います。
家を新しくする理由は、「住み手の毎日の生活が豊かになること、その家族の暮らしや日常生活の風景が整理されたり、キレイになるること。」だと言い換えてもいいかもしれません・・・。
『洗濯物も日常の風景』その風景をスッキリと!
「物干し」も大切な日常の風景ですが、建築雑誌のオシャレな住宅写真には絶対に出てきません。せっかく、家を新しくするのでしたら、「どうしたら、洗濯物のある風景がスッキリとキレイになるか・・・?」そういったことを考えてみる必要があるような気がします・・・。この住宅では、リビングの大きな開口部を避けたデッキテラス片隅に、固定で洗濯用のポールを埋め込んでみました。日当たりもいい、軒下部分に配置して、使い勝手も考慮してあります。
常設のポールですが、普段は折りたたんでスッキリと
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完成したこの住宅の様子はこちら↓
WORKS:ルーフバルコニー(天体観測用)のある2世帯住宅
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