専門家のための歴史的建造物の保全・活用専門家(ヘリテージマネージャー)の養成講座 第2回目
専門家のための歴史的建造物の保全・活用専門家(ヘリテージマネージャー)の養成講座、第2回目は、熊谷市の平山家住宅で、実測・調査&座学です。
茅葺き、入母屋造りの江戸中期(1700~1800)の重要文化財の建物です。東面うまや部分の葺きおろしと大屋根から少し段のついた軒ひさしが特徴です。ヘリテージマネージャーは、地域に眠る歴史的建造物を発見・調査・保全・活用して、まちづくりの相談や設計を行うのが目的ですので、「重要文化財」については管轄外・・・。「重要文化財」は、それ以上の専門性がないと手がつけられません。
建物の大切さは、もう、みんなが理解していますし、その建物の修理、維持管理には、さらに特別な知識や能力が必要です。今日は専門の講師の先生から、そのような専門的なお話の一端をお聞きすることができて、勉強になりました。2017/10/21
熊谷市の平山家住宅
室内の実測調査中
座学:プロジェクターで仕口を勉強