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【倉敷市中心部の鶴形山にある阿智神社】

400年前まで一面の海で、阿知潟と呼ばれる浅い海域だった岡山県倉敷周辺。市内には児島、亀島山、玉島、連島など「島」の付く地名が多いですが、それらは元来、文字通りの「島」で、高梁川よる堆積や、江戸時代からはじまった、新田開発の干拓により、陸地へと姿を変えていきました。

干拓地には塩分が残り、米作りには向かず、塩に強い綿やイ草が栽培されたことが現代につながる倉敷の繊維産業の礎となったそうです。

むかし、「亀島」「鶴形島」などと呼ばれていた倉敷市中心部にある鶴形山に、阿智神社(あちじんじゃ)は、あります。お祀りする神様は「宗像三女神」。福岡の宗像大社と同じく、航海の安全を見守る神様です。神社の境内から倉敷の街並みをみると、低い瓦屋根の街並みは、邪馬台国に続く海のようにも見えますし、東山魁夷が京都描いた絵画のようでもあります。

大原美術館に世界有数の名画があったため、街は第二次世界大戦の空襲を免れて昔ながらの建物がたくさん残っていますが、もし、日本全国で空襲がなければ、こんな街並みの風景がいろんな場所に残っていたのかと思うと、ちょっと複雑な気持ちになります。

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