【30年使い続けた薪ストーブ(SCAN)】
独楽蔵のアトリエの半地下ホールにある薪ストーブは、事務所の完成時から約30年使い続けています。その薪ストーブ(SCAN)は、煙突が直径150mmのシングル煙突でしたので、熱効率も悪く、ストーブ本体のすぐ上で90度折れ曲がっていたので、薄くなって穴が開くこともあり、その都度、新しい煙突に交換していました。また、本体には天板に大きなヒビが入ったり、扉の耐熱ガラスは割れたりして、かなり劣化した状態でした。
【長年の熱によって変形した薪ストーブ内部】
【煙突(直径200mm)を通すためにコンクリートの壁をコア抜き】
ちょうど、使わなくなったUSEDの薪ストーブ本体と煙突が手に入ったので、古いストーブと交換することにしました。現状よりも高い位置で、煙突を折り曲げるため、新たに、コンクリートの壁に煙突を通すための穴(コア)を開けました。新しく2重煙突になる穴の直径は200mm、古い煙突と本体は撤去しました。
【撤去前のシングル煙突(150mm)】
設置前の薪ストーブ設置スペース