神奈川県中郡二の宮町の木造新築デザイン

【2つの棟に3つの外部空間を楽しむ家】イラスト計画案

敷地全体で楽しむ暮らし

50坪の敷地に、双頭の2棟の建物が建ってる住宅です。計画のテーマは、室内や屋外の境界をなくして、「屋敷全体で暮らそう!」ということ。「通り抜け」、「囲み」、「狭間」、「開放」、「絞り」、「UP&D0WN」、「土」、「芝」、「板」、「化粧砂利」、「青空」、「木の下」、「橋の下」・・・。色々に絡ませてみよう内と外の建築の仕組み。

この家の完成時の写真はこちら

室内の延長としての外部空間は、内側の機能を外姿として表現

表 : 「土」、「芝」、「植樹」のための前庭。目隠し、木陰、庭の鑑賞・・・。車庫への通路は車のタイヤ部分だけコンクリートブロックで。

中 : 勝手口、台所、水場、ダイニング、作業場でもある車庫など、家の中で最も活性化するゾーンに挟まれたデッキ。2階のブリッジや軒下などで、雨を凌げる便利さもある。アウトドアリビング・ダイニング的な使い方が自然にできる空間。階段下の小空間は、子供たちや犬のお気に入り。

奥 : 離れの和室のアプローチ。小玄関をL型に囲んで、中庭とは木製の手すりで区切られた和の佇まい。後ろの家とは、常緑樹の目隠しで分離。

リビングから中庭、前庭、ガレージを見る

離れの和室(茶室)の建築的仕掛け

和室の玄関でもあり、水屋としても使いたいスペース(お茶の約束事によって小道具の位置も変わるけど)。伊勢ゴロタ石の床に、丸太の輪切りの上がり框。ガレージは車を移動すれば、広い作業スペース。