入間市の設計事務所 有機的な『家づくり』
8年前に完成した入間市内の住宅地に建つ住宅に久しぶりにお邪魔しました。住宅完成時に植えた小さかった樹木もずいぶん大きくなりました。玄関廻りも弧の字状のエントランスポーチの廻りに沿って、木々がいい雰囲気です。そいぶん大きな幹の切り株がありますが、オリーブが大きく成長しすぎて、根元から切ったものだそうです。南天も植えたものではなくて、鳥が種を運んできたのか?自然に生えて、成長したものだそうです。縁起物ですし、ずいぶん立派で風情をつくっています。

瓦屋根とモザイクタイルのエントランスポーチ
エントランスポーチの右側は、コンクリートの打ち放しの塀で、目隠し。勝手口へ抜ける通路と、裏側に見せたくないものを隠すためのスペースです。

半円形のエントランスポーチの屋根
モザイクタイルのよさは、経年変化をしないこと。8年経過した現在も、輝きを見せています。

住宅のエントランスポーチ
半円形のポーチの外側に植栽スペースを配置しました。


コンクリート打ち放しの塀の汚れ防止
【8年経過したコンクリートの塀がキレイな状態で保っている理由】
コンクリートの塀に、雨だれで汚れが出来ないように、塀の上部には、モルタルで笠木をつくってあります。笠木とは、塀・手すり・腰壁・パラペットなどの頂部にある仕上げ材のこと。その笠木も、雨水の流れをコントロールするようにV型の断面にして、さらに真ん中に溝をつくりました。これで、笠木部分から垂れる雨水を塀の1カ所(側面)に集めています。
まさに、思い通りのところを雨水が流れています。

玄関アプローチ


庭の樹木も大きくなりました。