【家づくりから15年目の春】子どもの巣立ち(宇都宮市)

【家づくりから15年目の春】子どもの巣立ち(宇都宮市)

15年前に住宅の設計をした宇都宮のKさんから、久しぶりに近況報告のメールがありました。

家を計画していた当時、小さかったお子さんたちも成長して、上のお子さんが今年から東京の大学に進学されたとのこと。メールには、今のKさんのお気持ちが綴られていました。そして、ご両親よりも身長が大きくなったお二人の息子さんと写した4人家族の写真も・・・。

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いままで当たり前のように一緒に生活していたのにぽっかりと穴が開いた感じで、親にとっては寂しくなりました。

新しい家では子供達は当時まだ保育園児で、うれしくて走り回ったり、柱に登ったりしていましたが、気が付けばすっかり大きくなりました。

薪ストーブや、広い敷地、いろんな道具があるなど、我が家の生活は苦労する一面もあったと思いますが、一方でなかなか一般家庭では体験できないようなことも数多くあったと思います。

春はタケノコ、タラの芽などの山菜とり、夏には蝉の脱皮の観察やカブトムシ、秋は落ち葉集め、冬は薪ストーブの暖かさなど四季を肌で感じることのできる生活でした。

これからの人生の中で、このような環境で育ったことが少なからず良い経験として活きていくことを親としては願うばかりです。

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メールを読んでから、10年くらい前に家族でお邪魔した時の写真を見返してみました。Kさんのお子さんも、うちの子も、当時はかなりわんぱくで、家の周りを4人で走り回っていた姿を思い出しました。子どもってすぐに大きくなりますね・・・。

我が家も、子どもの誕生日に子どもの身長を測っていますが、送られてきた写真と同じように、ティッシュのボックスをよく使っているので、みんな考えることは一緒なんだなぁ〜と笑いました。

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