故人とそのご家族が、最後の夜を過ごすための家
【ホール部分(左)と遺族控え室:家(右)】
今回、「家族葬主体のセレモニーホール計画」にあたって、最初にクライアントの方々とお話したのは、家族の方々が故人と最後に過ごす空間はどういうものだろうということでした。 セレモニーホールは、故人と親交のあった方々とのお別れの場ですが、遺族にとってそれは、やはり家族だけで、故人と落ち着いてゆっくり時間を過ごすことの出来る最後の「家」空間ではないかということ。それがクライアントの方々と、設計事務所 独楽蔵(こまぐら)との共通認識でした。