はなみずき通りからの眺め。2階建ての建物と平家の建物2棟が建っています。
埼玉県入間市の扇町屋は神社のある古い街道沿いの集落と新しい住宅地域が重なり合う地域。新しくできた広い道路と敷地の間に、忘れられたように60cm〜2000cmの短尺状の敷地が取り残されていました。敷地は人目を引くT字路の交差点部分だったことや、敷地の持ち主さんが近くでおもちゃ屋さんのご商売をされていたこともあって、細長い敷地に合わせた形態の看板になるような店舗をご提案しました。
建物は2階建ての重量鉄骨造。(建物が細すぎて、木造は構造的に難しいので)建物の奥行きは狭い部分で30cm、広い部分でも150cmしかありません。
はなみずき通りの歩道からの眺め。平家の建物の細さがわかるでしょうか?歩道に隣接して、建物が建っているため、自転車などの追突防止のために、中古枕木とワイヤーで製作したフェンスを製作しました。無機質なガルバニウム鋼板の角スパンドレルと有機的な枕木とのコントラスト