北側外観(右:黒い別棟は、倉庫です)
西武新宿線 狭山市駅の東口から徒歩12分。区画整理が進んで段々と整備された街区を抜けると、高台で見晴らしのいい空地が現れます。ここは狭山市入間川地区で、一面の畑や雑木林がぽっかりと残る市街化調整地域。今回の新築木造住宅の敷地はそんなの高台に位置し、晴れた日は、南西に富士山を見ることが出来ます。
南東側の畑越しの眺め
リビングは1階or2階どちらがいいか?
お客さんはご夫婦とまだ未就学児の女の子の3人家族です。北側の道路が比較的、交通量が多くて、まだ、小さいお子さんが庭で遊ぶのは危険だったり、畑の中の一軒家ですので、1階のリビングだと4方向から見られてしまうプライバシーの問題がありました。また、また、野菜が植えられていない春先は、畑からの土埃などが多いことなど、いろいろな側面を考慮してリビングは2階に配置することになりました。
南側外観。春先は畑の土埃がすごい
住宅に付属した黒い平屋の建物は、自転車置き場&倉庫になっています。リビングで使用する薪もこの建物の土間スペースで、保管、乾燥させています。
2階リビングのFIX窓。日差しが強いこの住宅は、Low-Eペアガラスでサッシの遮熱
ノコギリ屋根の付属倉庫
付属の倉庫はボリュームの小さなかわいい建物に
ノコギリ屋根で建物のボリュームを抑えると同時に、屋根の太陽光発電に有効な屋根のカタチを両立しています。
住宅本体と付属倉庫の関係性