埼玉県飯能市の木造新築住宅デザイン

【ペレットストーブと囲炉裏テーブルのある家】埼玉県飯能市の木造新築住宅

埼玉県飯能市の閑静な住宅街に計画した新築木造の一軒家。60代のご夫婦のための住宅です。

目 次(クリックすると開きます)

リビングの中心はダイニングスペース

建物の南東にある玄関から室内に入るとすぐにリビングの大空間が広がります。手前には大きなダイニングテーブル。料理好きな奥様が、家に訪れたお客さんに料理やお茶をすぐに振る舞うことができるように、玄関に近い東側にキッチンとダイニングスペースを作りました。

囲炉裏のあるダイニングテーブル

テーブルは5寸のヒノキの磨き丸太を脚に利用した造り付け。タモ材を使って作りました。テーブルの中央には炉が切ってあって、小さな食材を少し炙ったり、焼いたりできる囲炉裏テーブルになっています。(写真は炉内がまだ未完成です)テーブルに座っている人と会話をしながら、料理ができるのは、対面式のキッチンの利点ですね。

設置場所の自由度の高いペレットストーブ

階段の下には、ペレットストーブが設置してあります。薪ストーブだと煙突が必用になりますから、階段下に本体を設置することは難しいですが(煙突を折り曲げると設置可能ですが)、ペレットストーブは本体の背面に排気筒があるだけなので、設置場所の自由度が高いのが利点の1つです。

室内も屋外もクリーンなペレットストーブ

燃焼室が完全に密閉されており、排気ファンによって燃焼室から屋外へ排気されるので、室内に煙やスス、臭いが発生することがないのも、大きな特徴です。また、燃料のペレット自体は、含水率が低く品質が安定しているため、通常の燃焼では、煙やニオイなども出ませんので、住宅街や密集地などでも、近隣に気を遣わずに使用することができます。

階段の1~3段目の回り階段は木製、4段目からの直階段は、鉄骨で製作しました。鉄骨と木製の接合部分には、ガラスの細い飾り棚を設けて納めています。

リビングの奥(西側)にはタタミの上がり座敷。落ち着いた和の空間です。

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