埼玉県飯能市の中心街から入間川(名栗川)に沿って、上流の名栗方面に車で15分。両側に山が迫ってくる緑の色濃い原市場地区に建つ築30年程度(推定)の木造住宅のプロジェクトです。オーナーのご家族は、普段は都内にお住まいですが、コロナ禍を期に、週末のセカンドハウスとして中古住宅をご購入されました。ご購入されてからは、家も庭も以前のままで使用されていましたが、今回は庭を中心としてリフォームすることになりました。
暮らしの改造をする一番の目的は、リビングから名栗川の流れやその対岸の樹木などの借景を綺麗に見えるようにすること。敷地は南側の庭に面して名栗川が流れている素晴らしい立地ですが、既存の樹木が大きくなって、家からは川が見えなくなっていました。