埼玉県入間市の新築木造住宅/リフォームは建築設計事務所/独楽蔵へ

【敷地全体を折詰のように細かくデザイン】新築木造住宅の有機的な暮らし

「家づくり」建物だけでは終わりません。新築木造住宅の本体とデッキテラス、そのデッキテラスを囲む落葉樹の木立、暮らしの有機的空間と道路や隣地を切り離すための塀と車の駐車スペース、敷地内の全ての空間を互いの関係性を考えながら構築していくと、暮らしに折り重なるような彩りが生まれます。折詰のような細やかな心遣いで配置計画を考えて、有機的な暮らしをデザインしました。

塀の意味を考える

自分の敷地と道路との境界には、プライバシーや防犯の側面から、塀や生垣などの「仕切り」をつくることが多いですが、必ずしも境界線上につくる必要はありません。門前に車、1台くらいが横づけできるスペースを確保して、セットバックすれば、自分の車を簡単に駐車することもできますし、来客の人や宅配屋さんにも便利です。敷地内から見ると塀の内側は優位的な暮らしの空間だけになって、味気のない無期的な要素を塀の外に追いやることができるともいえます。塀の外に落葉樹の木立や草花の植え込みがあるのも、家人の道ゆく人たちも楽しむことができますし、暮らすひとのさりげない社交性も感じさせてくれます。

落葉樹の木立に囲まれたリビング前のデッキテラス。上部には、電動オーニングを設置して居住性のUP

塀で周囲の環境と切り分けて、落ち着いた外部スペース

この家のコンセプトスケッチ:【折詰のように敷地全体をデザイン】 新築木造住宅コンセプトスケッチ

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