埼玉県坂戸市のこども園の木造園舎デザイン

木造新築平屋建て かぴら幼稚園 第2園舎 ディテール(坂戸市)

坂戸市の西端に位置する丘陵のニュータウン『西坂戸団地』に中にある幼稚園の増築計画です。通常の幼稚園から、『幼稚園型こども園』に移行するための0~5歳のための『保育棟』と、園児全員分の給食を作るための『厨房棟』を新しく別棟で新築しました。建築デザインで使った素材やディテールの様子です。
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目 次(クリックすると開きます)

モザイクタイルの棟飾り

屋根の上には四角い棟飾り。色とりどりのモザイクタイルで、積み木のようなデザインです。屏風のような、鳥の鶏冠ののような棟飾りはこどもたちにどのように見えるでしょうか・・・

木組みの感じられる多目的テラス

大きなヒノキの磨き丸太で支えられた多目的テラスは、大きな小屋梁の梁の仕組みが現れた骨太の空間です。柱に直接触れて、木の手ざわりや見上げた梁の大きさに木の力強さを感じられる空間です。

ヒノキの掲示板

園児が手を触れるヒノキの掲示板や造り付けの下足箱は、なるべく自然素材を使いたい

保育室の天井

保育室天井は、各室違うカタチ、違う配色のカラフルな天井です。園児が簡単に部屋の違いがわかるような仕掛けになっています。

杉板の腰壁

保育室の腰壁には、ところどころ杉の無垢板が張ってあります。それぞれの板で違う木目や色目など、自然素材にふれてほしい

それぞれの保育室やトイレは木製の引き戸によって繋がっています。部屋を大きくしたり小さくしたり、使い方によって自由にレイアウト

ヒノキの厚板の階段

園児が毎日、園庭に向かって上り下りする外廊下の階段は、いちばん子ども達が触れる機会のある部位でもあります。座ったり、寝そべったり、撫でたり、触れあうことで素材の厚みや堅さを触覚で感じて欲しい

WORKS:かぴら幼稚園 第2園舎

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