JR川越駅にほど近い街中の住宅地に建つ家です。建物が完成してから約1年、久しぶりにお邪魔しました。
京町家のような細長い玄関土間
玄関の扉を開けると細長い土間玄関が奥へと続いているのが、この家の最大の特徴です。奥のガラス戸の向こうはキッチンスペースになっていて、リビングを経由せずに、直接キッチンに行くことが出来る工夫です。その奥行きのある土間の長い東側(右)の壁面は扉のある収納スペース。奥行き400mmの物入れで、靴はもちろん、日常の小物や買い物のストックはここに収納できるようになっています。
【家づくりの計画を実践!土間空間にロードバイク2台を収納】
JR川越駅にほど近い街中の住宅地に建つ家です。建物が完成してから約1年、久しぶりにお邪魔しました。
玄関の扉を開けると細長い土間玄関が奥へと続いているのが、この家の最大の特徴です。奥のガラス戸の向こうはキッチンスペースになっていて、リビングを経由せずに、直接キッチンに行くことが出来る工夫です。その奥行きのある土間の長い東側(右)の壁面は扉のある収納スペース。奥行き400mmの物入れで、靴はもちろん、日常の小物や買い物のストックはここに収納できるようになっています。
リビングと接している面は、壁すべてがガラスのスクリーンになっていて、リビングと一体化した空間を作り出しています。リビングに入る小さな框の向こうにも、かなりのスペースがあったので、計画時にお客さんと相談して、ロードバイクを縦に2台吊すことができるように考えました。今回、お伺いした時にはキレイなロードバイクが2台、ハンガーに吊してありました。上下に2台。ご主人と息子さんの自転車だそうです。
この家の完成当時の様子はこちら
ダイニングテーブル脇のガラススクリーンの向こうは玄関土間空間
土間がどのように使われているのかずっと気になっていましたが、今回の訪問で、ロードバイクが吊されている様子を見ることができて、とてもうれしい気持ちになりました。日常の暮らしの中で、ちょうどリビングのダイニングスペースからそのロードバイクを眺めることができるようになる仕掛けです。来客の際や、見たくないときは、ロールスクリーンを下ろしてしまえばいいですからね。
隣地側の側面の壁には壁の上部に採光のための窓を取って、プライバシーを確保しています。
敷地の奥(北側)まで延びるリビングは、奥(北側)の壁に開口部を設け、北側からの採光や通風も取り入れています。
南側のメインの開口部は、壁面を斜め45°にして、より幅の広いサッシを取り付けています。壁を傾けることによって、南側の道路から室内を直接覗かれにくくしています。
窓の外のグリーンスペース。緑を暮らしの近くで感じられる工夫。あじさいの花がきれいに咲いています。