埼玉県日高市の木造新築住宅 デザイン

エンジン式の薪割り機のキャブレター交換をやってみた

昨年、お客さんから譲り受けたエンジン式の薪割り機。置いたままになっていましたが、ようやく薪割りのシーズンになってきたので、試しに使ってみようと思いました。ガソリンを入れてリコイルスターターの紐を何度も引っ張りますが、エンジンがかかりません。なんとなく、そんな気がしていましたが・・・。長年、使用されていなかったそうなので、仕方がありません。

キャブレターって何?

ネットで機械の取説をダウンロードしてトラブルの原因と対策を試してみましたがよくわかりません。プラグやエンジンオイルも交換してみましたがダメそうです。ただ、電気系統は問題なさそうだということはわかりました。元々、エンジンや仕組みについても全くわからなかったので、ネットで仕組みを調べてみると燃料系に問題があるような様子です。みなさん、キャブレター(燃料供給装置)を分解して、洗浄(オーバーホール)されている動画をたくさんUPされています。

その中に、他社メーカーの農機具ですが、構造が同じようなエンジンのキャブレターをyoutubeで分解、オーバーホールしている動画がありました。これは、勉強になります。その動画で、エンジン本体がOEMの、多分ホンダ製のエンジンだということもわかりました。動画と同じようにキャブレターを分解してみましたが、想像以上にサビサビの内部。きれいに洗浄して再度、取り付けてみましたが、エンジンはうんともすんとも動きません。やはり、細い吹き出し口の詰まりが取れていないようです。たぶんダメそうなので、部品交換をメーカーから部品を取り寄せようと思いましたが、Amazonで調べてみると安い代用品がたくさん出てきました。

エンジンの仕組みがだんだんわかってくる

適合するのが半信半疑でしたが、安いので買ってみます。Amazonで注文すると翌日届きました。Amazonなんでもあるし、すごいなぁ〜。早速、部品を交換取り付け。エンジンをかけてみるとスムーズに動きました〜。ちょっと感動。エンジンの仕組みもだんだんわかってきました。YOUTUBE先生恐るべしです。

薪割りを試してみようと思って、油圧のレバーを動かしてみましたが、一難去ってまた一難。今度はピストンがスムーズに動きません。パワーも全くないですし・・・。取り合えず、油圧ポンプ油圧作業油を交換してみましたが、治りませんでした。YOUTUBE先生で、検索してみましたが、さすがに油圧ポンプのオーバーホールはありませんし、難しそうです。仕方ないので、機械の状態をメーカーに問い合わせてみると、油圧作業油と水が混ざり合った状態で、ポンプ内の結露(水分)などと油圧作業油が混ざり合って固まり固体化(乳化)した状態なのではという見解でした。これは、もう修理かなぁ〜。

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