【緑があれば、もっといい風が吹く】

【緑があれば、もっといい風が吹く】都市の中での家づくり

限られた敷地の中でも、やっぱり緑は、ほしい!

「けれどもやはり、都市に住もうと思う。広さはなくても、豊かさはある。緑はなくても風は吹く。」ハウスメーカーさんのCMの一節です。なるほどと、納得してしまう名コピーだと思います。でも、できれば小さくてもいいから、敷地の中にグリーンを配置したいものです。

だって、緑があったほうが、もっといい風が吹くから・・・。そもそも、厳しい建ぺい率や容積率があって、敷地にめいいっぱい建物を建てることは出来ないですし・・・、車庫やアプローチも必要ですが、少し工夫をすれば可能なはずです。

都内をバイクで走っていると、皇居や大きな公園の廻りだけ、温度が明らかに違うことがよくわかります。涼しくて気持ちのいい風が吹いてます。小さな庭でも、それがたくさん繋がれば、きっと大きな緑の帯になるはず・・・。

そんな通りや路地は、見た目にも魅力的で、散歩をしていても愉しいですよね・・。それが、本質的な「豊かさ」なんじゃないかと・・・。

写真は、東京都文京区の住宅街に建つ3階建ての家ですが、建蔽率や容積率で家を建てられない部分を、うまく植栽スペースに利用しています。門前に自分のプライベートなグリーンスペースがあると、自分も気持ちがいいですし、道行く人にとってもいい環境だと思います。

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