【軒の深い玄関ポーチは子育て世代にぴったり】
北側の玄関&ポーチを有機的に
北面道路に面した玄関ポーチは、屋根を大きく張り出し、たっぷり広い軒下スペースをつくりました。
これから自転車が増えていくであろう子育て世代のご家族4人。玄関先が自然と家族やご近所の子どもたちのたまり場になるような将来を想像しています。
ポーチの前面のコンクリート土間に、丸い穴があって、雑木を数本植えてあります。軒下の外壁はラワン材の縦羽目板張り。深い軒下に守られ、北側で直射日光も当たらないので、外壁が傷みにくいという条件も備えています。
家族それぞれのオリジナル木製玄関ドア
無味乾燥になりがちな玄関まわりを、楽しく、有機的な表情にデザインしました。
玄関の低い位置に設けた丸窓は、子どもたちのお気に入りの覗き窓。
玄関ドアも外壁と同じラワン材でつくり、お客さんの名字「水口」の文字を、ガラスの格子にそっと忍ばせています。
ドアの取っ手には、エゴの木の枝をそのまま利用しています。毎日手を触れる場所だからこそ、木の質感を楽しんでもらえたらという思いからです。
庭先のコテージに繋がる桟橋デッキ
敷地の南側に立つと、分譲地とは思えないほど開放的な丘陵の景色が広がります。
周りの住宅の視線も気にならない、プライベートな時間が流れる場所です。
広い庭には、リビングの大きな開口部からまっすぐに伸びるデッキテラス。その佇まいは、まるで庭に架かる一本の桟橋のようです。
敷地の突き当たりにはひな壇状のデッキステージを設けました。
「いつかここに、小さな離れの小屋があったら楽しいですね」とお客さんと語らいながら、まずはブロックの基礎だけを作ってあります。
これからの暮らしの中で、少しずつ夢をかたちにしていける余白です。