埼玉県川越市の木造新築住宅/リフォームは建築設計事務所・独楽蔵へ

【室内ガレージでバスケットボール】川越の新築木造住宅 竣工6ヶ月後

川越市小仙波町は、古くからある歴史を感じさせる雰囲気の残る町です。小さい頃から、この町で育ったご主人は、この近辺で土地を探されていました。ご主人の職場は都内ですし、探そうと思えば職場の近くで暮らす選択肢もありましたが、この住み慣れた街で子育てをしながら、暮らしていきたいと考えていたからです。ご夫婦とお子さんが2人、子育て世代の4人家族の家づくりプロジェクト。完成から半年経過して、暮らしの様子を見にお邪魔してきました。

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バスケットボールができる家のガレージ

この家の特徴はビルトインガレージを利用したバスケットコートがあること。家づくりの打ち合わせの際に、親子でバスケットボールが好きなことをお聞きしました。ウィークデイはご主人の車がない車庫を利用して、ガレージを利用したバスケットコートをつくるプランが生まれました。もちろん、コート全面は無理ですので、フリースローの練習ができるように大きさを調整してあります。天井もリングに合わせてかなり高めに作りました。

レイアップシュート&フリースローもできるよ

土間コンクリートにはバスケットコートの白いライン。フリースローの練習ができるようにちょっぴり面積を大きくしました。レイアップシュートもできるようにリングの後ろの空間も可能な限り確保しました。リングの後ろには、扉つきの収納スペースになっています。

現場では臨機応変に

ガレージを使ったバスケットコート。バスケットゴールの向こうには、家の室内階段があります。階段の途中がちょうどいい高さなので、工事途中の打ち合わせの際に、お客さんと相談して、木製の、のぞき窓を作りました。設計の段階ではわからなくて、現場で気づいたり、こうしたほうがいいんじゃないかと、変更や追加をすることもよくあります。現場でのお客さんとの会話は、新しい暮らしのたのしい発見の連続です。

バスケットができるように、ガレージの天井も高く・・・。バスケットゴールは、現在ミニバスの高さ。お兄ちゃんの中学校進学に合わせて、高さも調整。

道路からの不思議な風景

天井にはシーリングファン

ガレージ内部から通りの眺め

住宅の玄関とガレージの関係性

住宅の道路側(北側)外観。車の駐車スペースは、外に2台分、ガレージに1台分。(左)本玄関(お客さん用玄関)・(中央)通用口(家族の玄関)・(右)ガレージの引き戸。自転車や荷物をおけるように、通用口の前に駐車スペースを作りました。

ボールが道路に飛び出しても危ないので、電動シャッターの開閉をしなくてもガレージのコートを利用できるように、ガレージ側面には大型の木製引き戸があります。建具には明り取りのための丸いガラスは一応、強化ガラスなのですが、バスケットボールでガラスが割れる心配もあるので、鉄の丸棒で格子を作りました。ですから格子は内側。格子のおかげで防犯性もUPです。

WORKS:バスケットボールのできる家 竣工当時
その後の暮らし:【リビングの中のキッズスペース】ランドセルの置き場
その後の暮らし:【モザイクタイルとデコレーションスペースのあるキッチンカウンター】

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