バスケットボールのできる家 2016

【バスケットボールのできる家】川越の家づくり

普段空いているガレージを使って、親子が好きなバスケットボールを・・・

良源を祀り川越大師の別名で知られる喜多院(きたいん)は、埼玉県川越市にある天台宗の歴史ある寺院です。その喜多院のほど近く、川越市小仙波町は、古くからある歴史を感じさせる雰囲気の残る町です。小さい頃から、この町で育ったご主人は、この近辺で土地を探されていました。ご主人の職場は都内ですし、探そうと思えば職場の近くで暮らす選択肢もありましたが、この住み慣れた街で子育てをしながら、暮らしていきたいと考えていたからです。

打ち合わせ当初、家づくりに関して、特別なご要望はありませんでしたが、「車のガレージがほしい」とのお話はありました。車のガレージの使い方について、話を詳しくお伺いしていると、都内への通勤はその車を使用するということがわかりました。つまり、ご主人が仕事に出かけている間はガレージは「空っぽ」だということ。そして、時間的には、その「空っぽ」の状態が長いこと・・・。

独楽蔵のアトリエのホールで、そういった「家づくり」の打ち合わせは、独楽蔵のアトリエのホールで行っています。打ち合わせには、ご夫婦と当時、小学生(男の子)と幼稚園(男の子)のお子さん、家族4人でいらっしゃっていました。お子さんたちは、いつもバスケットボールを持ってきて、アトリエの裏庭にあるバスケットゴールで遊んでいました。「バスケ好きなんですか?」とお聞きすると、お兄ちゃんは小学校で、ミニバスケットをやっているとのこと。また、お父さんも昔は、バスケをしていたということも、わかりました。

打ち合わせでは一気に「じゃぁ、せっかくだから、新しい家は、家族でバスケットできるようにしましょうか」という話の流れになり、普段空いているガレージの空間を兼用して使えないかと真剣に検討が始まりました。

「家づくり」は、いつもこのような会話が重要で、雑談の中から新しい家の骨格が見つかって行くことも多いです。

ガレージ側面からも大型木製引き戸でアクセス。ここを開けると外部の駐車スペース、玄関ポーチと空間を一体化することが可能です。

【場所別】機能によるフローリングの張り分け

場所や機能によってフローリングの張り分けをした例です。リビングは、普段一番いる場所ですし、お子さんもまだ小さいので柔らかさや温かさなど足の裏の触覚を重視して、杉の無垢材をチョイス。国産材、幅広150mmの無節(節のない材料)の無塗装品です。床の施工が終わった後に、ワックス仕上げをして、無垢材の風合いを残しています。

スリッパなど履かずに素足で使う想定です。杉は柔らかい材料なのでキズがつきやすいのですが、キズなど気にせず、めいいっぱい踏みしめてほしいです。

キッチン部分は、機能重視!汚れや耐久性が気になりますし、台所仕事のために、床暖房を設置したいので、ダークブラウンのオークの無垢材(塗装品:床暖房対応)です。すでに工場で、頑丈な塗装膜を作った塗装品です。色も濃くて汚れも目立ちにくいですし、寒いと台所に立ちたくなくなりますしね・・・。

キッチンサイドから庭に続く勝手口。洗濯の物干し竿の受け金物も製作。

その後の暮らし:【ガレージでバスケットボール】(竣工後6ヶ月)
その後の暮らし:【リビングの中のキッズスペース (竣工6ヶ月後)
その後の暮らし:【モザイクタイルとデコレーションスペースのあるキッチンカウンター (竣工6ヶ月後)

関連記事:【キッチンと薪ストーブは仲良しなので、そばにあるといいですよ】川越の家づくり
関連記事:Daytona 2018/4月号 特集「十人十色のガレージライフ」掲載
関連記事:【建築現場では臨機応変に】『のぞき窓アリマス!』設計事務所の家づくり
関連記事:【バスケットボールが出来る家】ガラスが割れないように工夫(建築家の家づくり)
関連記事:【機能によるフローリングの張り分け】設計事務所の家づくり

独楽蔵ホームページ TOP
WORKS TOP