木製玄関ドアのススメ
玄関ドアはアルミサッシや建材メーカーさんのカタログを見て、選択する方が多いと思いますが、なかなか思い通りのドアが見つからなくて、あきらめたり、妥協している方もたくさんいらっしゃるかもしれません。もし、自分が気に入ったドアがなければ、デザインして作っちゃえばいいんです。
機能面ではメーカーのプロダクトがいい
気密性やスマートキーなどの機能面を重視のお客さんや、敷地や建物の用途の条件で、防火性能が必要な場合は、メーカーがキッチリつくったプロダクトがいいと思いますが、もっと自由に有機的なドアがお好きであれば、建具屋さんが製作する木製ドアをオススメします。大きさもカタチ、素材も自由・・・、金額も既製品のアルミドアとそんなに違いません。
世界に一つだけのオリジナルな玄関ドア
既製品のアルミドアは建具と枠がセットで梱包されて、現場に搬入されます。一方、手作りの木製ドアは・・・、
①大工さんが現場でドアの大きさに合わせて「枠」をつくる
②枠の正確な寸法を測って、建具屋さんが工場で建具を製作
③現場で寸法の微調整、丁番、レバーハンドル、鍵などの金物の取り付け
④塗装屋さんによる木部の塗装
④ガラス屋さんによってガラス取り付け
というような様々な工程があって、たくさんの職種の職人さんが係わる、その家だけのモノです。
大工さんが造作する玄関ドアの木製枠(スプルス材)