
自転車や傘、犬のお散歩セット、荷物などポーチは盛りだくさんです
住宅を設計する際に、「玄関ポーチ」の役割について、どのようなことを考えながら計画を進めていくのか書いてみたいと思います。その家のポーチの大きさは、その家に暮らしている家族の世代や人数、構成によって、必要性な要素や設備がずいぶん変わってきます。

ポーチデッキと植栽の関係性。ポーチや玄関内部が外から丸見えにならないように、植栽を配置。道路際なのであまり大きくならないように、ヒメシャラを選択。車への乗り降りも便利。買い物の大きな荷物も傘をささずに出し入れが可能です。
屋根のある玄関ポーチ(中間領域)は使い勝手バツグン!
ちなみに我が家は、夫婦と中学生、小学生の4人家族です。その場合のポーチについては、まず、主婦がメインの日常の買い物は、ほとんど車を使います。トランクやドアから、荷物をたくさん出し入れしますので、駐車スペースが近くにあって、雨や雪の日は、傘をさすことなく軒下にすぐに入ることが出来れば便利です。また、犬を飼っているので、傘をさして散歩から帰ってきたとき、傘を置いておいて、犬をタオルで拭いたり、持ち帰ってきたわんちゃんのうんち袋の始末など、雨水やにおいの問題もありますから、出来れば、屋根のある戸外でしたいところです。