宗像大社と出雲大社の関係性

宗像大社に行ってきました ①

宗像大社の祭神は三人の女神さま。お名前は 長女:田心姫神(たごりひめのかみ)、次女:湍津姫神(たぎつひめのかみ)、 末女:市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)。天照大神(アマテラス)と須佐之男命(スサノヲ)の間に生まれた神様です。

その三女神はそれぞれ、田心姫神は 沖ノ島の沖津宮(おきつぐう)、湍津姫神は大島の中津宮(なかつぐう)、市杵島姫神は 宗像市田島の辺津宮 (へつぐう)におまつりされていて、この三宮を総称して「宗像大社」といいます。ですから、厳密にいうと私が行ってきたのは、宗像市田島の辺津宮 (へつぐう):総社のみということになります。

当日はあいにくの雨模様だったのですが、境内に着いた瞬間に日が差してきて、まさに神様が降臨する場所のような雰囲気を味わいました。帰り際、出口方向の鳥居の先を見ると一本道が見えます。その先がまさに玄界灘で、大島、沖ノ島と続いていくことも、実感できました。そういえば、最近、[「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群]として世界遺産に登録されて話題になりましたよね。

境内には、本殿・拝殿のほか、沖津宮、中津宮の分霊の第二宮・第三宮、高宮斎場(社殿建立する前の祭祀場)、神宝館などがあり全てをまわると宗像三宮を参拝したことになるそうです。沖ノ島も行ってみたいですが、入れませんからね・・・。

本殿・拝殿の新垣の外側、高宮斎場の参道の脇に、「松尾神社」と「蛭子神社」があるのですが、案内図にも載っていないですし、紹介の文章もありません。宗像大社との関係性は、少し調べてみてもよくわかりませんでした。

松尾様は酒造の神様という印象が強いですが、元々は山の神様。ヒルコはイザナギとイザナミの間に生まれた最初の子供ですが、体が不自由で十分に育つことができなかったので、葦の船に乗せられて海に流された神様。流された後、スクナビコナ(少彦名)や恵比寿(恵比須)様と同一化して、お戻りになった海の神様という説もあります。そう考えると、山と海の神様が並んでいるわけで、この土地側とも、なんとなくシックリきます・・・。

もしかすると、三女神が降臨する前の、この場所の氏神様だったのかなぁ・・・となんとなく想像してしまいました。

つづく・・・。

関連記事:宗像女神と出雲地方の関係性? ③
関連記事:宗像大社:古い神社の形 高宮斎場 ②

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