前橋市の街散策

メイン会場の中央通り商店街の様子

今週末は「前橋 BOOK FES」に参加するために前橋市に行ってきました。「前橋ブックフェス」とは、新しい「本」のおまつり。「本でみんなが元気になる」をコンセプトに、家に眠っている本を集め、新しい読み手と縁をつなごうという、イベントです。今年が第一回で初めての開催らしいです。

メイン会場のアーケードの真っ直ぐ続く中央通り商店街には、道の真ん中にグリーンのシートが敷かれて、全国から集められたたくさんの本が並べられています。個人や団体で、出店して本を並べているゾーンもあります。地元の大学のゼミっぽいブースもたくさんありました。インフォメーションブースで参加パスポートを購入すると、自分の好きな本を好きなだけ持ち帰ることができるシステムになっています。

群馬大学の教授陣おすすめの本も並んでいます。

「立原道造全集」と庄野潤三の小説

わたしは若い3人組の出展者が並べている本の中に、「立原道造全集」を見つけました。話をお伺いすると、解体するために片付けていた彼の亡くなったおじいさんの家に本棚にあったそうです。おじいさんは建築家でご自分の家も設計したそうです。立原道造にとって、そのおじいさんと繋がることができた気がします。

広瀬川を散策しながら、萩原朔太郎記念前橋文学館へ。ここでも関連イベントが行われています

その日の前橋市は、「前橋 BOOK FES」以外にも、アート、音楽、フード、クラフトなど、関連したイベントが、街のあちらこちらで行われていて、前橋の街全体を散策できる楽しいイベントでした。

キッチンカーも並んで、フードも充実

2022/10/30、日曜日も開催されていますので、ご興味のある方はぜひ！
オフィシャルページはこちら

白井屋ホテルで一服

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