入間市の築30年 3階建てオフィス部分→住宅にリノベーション(完成から半年経過)

【働く・遊ぶ・勉強するリビング】「築30年 3階建てオフィス部分→住宅にリノベーション」

『築30年 重量鉄骨3階建てオフィス併用住宅』の3階部分、これまでオフィスとして使われていたスペースを住居として使用するためのリノベーション計画でした。

リノベーション完了後から、約6ヶ月経過した暮らしの様子です。リノベーション完了後から、約6ヶ月経過した暮らしの様子。久しぶりにお伺いした室内は、以前の家にあったモノや新しくご夫婦がチョイスした調度に囲まれていましたが、シンプルな雰囲気もあり、完成時の記憶以上に空間が広く感じます。

① 作り付けの大きなダイニングテーブルは家族の集まる場所

コロナ以前から、自宅でデザインの仕事をされていた奥さん。リノベーション後も、より仕事がやりやすくなるスペースとして、長辺方向の壁を開けておきましたが、その壁のコーナー部分にデスクスペースを作られたようです。リビングでお仕事の打ち合わせをされることも多いそうで、その際は作りつけのダイニングテーブルも活用されているとのこと。

食事はもちろんですが、家族それぞれ自由にテーブルを活用されているようです。小四のお姉ちゃんのお気に入りは、ダイニングテーブルの天板が伸びて、L型の壁に囲まれた省スペース。奥行き300mm程度のカウンターですが、少し隠れるのが居心地がいいのか、ここでよく勉強をされているそうです。ご友人や子供たちの友達がたくさん遊びに来られたときも、大きなテーブルが活躍します。テーブルにモバイルプロジェクターを置いて、映画の観賞会も行われたそうです。

本棚には既に本がきれいにディスプレーされています。本棚が空間を分ける間仕切りの役割も果たしています。

② リビングとキッチンを緩やかに分離しているダイニングテーブル

奥さんの最初のご希望は対面キッチンでしたが、数パターンの平面レイアウトから、最終的にこのプランに決定しました。対面キッチンだと限られたリビングのスペースがかなり小さくなってしまうので、作り付けのダイニングテーブルで空間のゾーン分けを行うプランを提案しました。このテーブルは、使用用途によって、リビングやキッチンの両側から使えることが利点で、さまざまな使用用途を折り重なるように重複させています。

テーブルの半分は食器棚スペースになっていて、調理器具やゴミ箱など見せたくないものを隠すことができます。その食器棚の裏側は、ちょうど物陰になっていて、飾り棚と子供たちがよく使う小デスクスペース。

白いボーダータイルのキッチン

③ 通路は本棚や収納、トイレなど機能を併用させる

玄関とリビングを繋ぐ通路(廊下)。ただの通り道では終わらせず、壁の両側に機能を持たせると、コンパクトな空間もより便利で、快適な空間に・・・・。

④ リノベーションで広くなったバルコニーと室内が覗かれない大きな開口部

元々、真っ直ぐだった外壁を取り除いて、バルコニーを奥行きのある台形型にしました。幅1500mmの引き違いの開口部は、壁を長く確保できる斜めのラインに配置。左右に2箇所配置することができますし、直接、室内を覗くことができなくなるのでプライバシーも確保できます。

⑤ 主寝室や子供部屋はそれぞれの好みで印象を変えてリフォーム

玄関からまっすぐ廊下を進んだ先のご夫婦の寝室は、比較的窓が小さく落ち着いた部屋。その印象をより強調するように、壁全体が、常緑樹の葉のように深い「エバーグリーン」でまとめてあります。

中央の廊下を挟んで、並ぶ子供部屋は、その両側に大きな開口部のある明るい部屋。お姉ちゃんは好きな色の「オーシャンブルー」と白、おとうとくんは「マラカイト(孔雀石)グリーン」と白のヴィヴィッドな部屋。家族それぞれの好みも、いろいろでたのしい・・・。