埼玉県入間市の新築木造住宅,庭に露天風呂を作る

【庭に露天風呂をつくる】 完成後4年経過した木造住宅の改造計画(入間市)

西武池袋線 仏子駅(入間市)から北に約2km。狭山市と飯能市に隣接した「西武ぶしニュータウン」の中に位置する住宅です。住宅が完成したのは4年前ですが、先日、お客さんが独楽蔵の事務所に遊びにいらっしゃった際に、事務所にある露天風呂を見て、ご自宅の庭先にも作ってみようかというお話になりました。

目 次(クリックすると開きます)

借景とプライバシーの共存

住宅が建っているのは、ニュータウンの突端、一番端の高台です。東側は雑木林、西側は敷地のはるか下に飯能狭山バイパス(国道299号)が通り、敷地の南側は、市街化調整地域の田畑が広がります。素晴らしい眺望を取り込みながらプライバシーも確保できるというこの敷地独特の長所がありましたので、露天風呂の設置場所はスムーズに決まりました。

敷地の周辺や自邸の室内からも見えない場所。そして、南側に広がる田園風景を独り占めできる場所です。

この家の完成当時の様子はこちら

露天風呂には電動オーニングがほしい

露天風呂は文字通り、屋根のないお風呂ですが、急な雨や雪などに対処するために浴槽の上部には電動オーニングを取り付けてあります。これで天候に左右されずに日常的に楽しむことが可能になります

やはり木製浴槽がオススメ

浴槽はせっかくですから、木製がおすすめです。今回はお客さんと相談してサワラ材のお風呂を選定しました。

ガラス越しに庭の風景も楽しめるロケーション

リビングとデッキテラスの風景

屋上緑化の蒸散、遮熱効果

鉄筋コンクリート造、半地下のワークスペース上部は、芝が綺麗に生え茂り、人工地盤の気持ちのいい屋上庭園になりました。人工地盤の土や緑が、蒸散、遮熱効果によって階下の室内の温度を一定に保ってくれます。

ワークスペース外部のグリーンスペース