埼玉県入間市の丘の上に建つ、混構造の平屋住宅

01takayama106-1500

丘の岬で平屋の暮らし

ニュータウンの突端、一番端の丘の上の家

コンクリート造、半地下のオフィススペースを併設

埼玉県入間市の新築木造平家建て

西武池袋線 仏子駅(入間市)から北に約2km。狭山市と飯能市に隣接した「西武ぶしニュータウン」の中に位置する住宅の計画です。

そのニュータウンの突端、一番端の丘の上の家に計画した平屋の住宅です。

目 次(クリックすると開きます)

敷地の独立性と高台の眺望

敷地は高台のニュータウンの一番隅。東側は雑木林、西側は敷地のはるか下に飯能狭山バイパス(国道299号)が通り、敷地の南側は、市街化調整地域の田畑が広がります。

この敷地の長所は素晴らしい眺望を取り込みながら、プライバシーも確保できるということ。鉄筋コンクリート造の半地下のオフィススペースを併設した木造平屋の住宅です。

モルタルとコンクリートの外壁に映える日本瓦の勾配屋根が、丘の上の敷地にすっと馴染んでいます。

軒を深く出したカーポート兼用の玄関ポーチと、コンクリート打ち放しの塀を背景に、植え込みの木々が、住まいの佇まいに彩りを添えています。

道路側からこの住宅を見上げると、切妻屋根の妻面に、半円形にくり抜かれた印象的な開口部。その内側は、車の寄り付き(カーポート)と玄関へのアプローチ。

瓦とコンクリート打ち放しのデザイン

この住宅は、木造&鉄筋コンクリートの混構造。日本瓦とコンクリートの打ち放しが調和した落ち着きのあるモダンな外観です。

アプローチはコンクリート打ち放し壁に誘導されるように玄関ポーチに。住宅の前面は露天の駐車スペースと本体の屋根の下に入り込む玄関ポーチ兼用の屋根付きガレージがあります。

防備の壁。コンクリートの壁を立ち上げることで、敷地内のプライバシーを確保しています。

【軒下のガレージスペースと独立した玄関ポーチ】

長く伸びるコンクリート打ち放しの壁の先には、木製の玄関引戸。無機質なコンクリートと木の格子が、やわらかなコントラストをつくっています。

玄関内部。住居スペースとオフィスの振り分け。左側の開口部から半地下のワークスペースにアクセスします。

【造り付け畳ベンチとその後ろのカシュー塗りの飾り床】

玄関には靴の脱ぎ履きのための椅子がつくりつけてあります。手すりと飾り床を設えた畳のベンチです。

半地下のワークスペースへは、造り付けのスロープで。

ワークスペースには畳の仮眠室も

部屋の一角には、ちょっと寝転んだり、仮眠のできる畳スペースも設置。外部の開口部に内付けした引戸と戸襖を閉めると光を遮ることのできる寝室になります。

スロープからデスクスペースを見る。木製の開口部が扇型に広がる明るいワークゾーン。

玄関正面の明かり取りの障子。その脇の和室を見つつ、通路を進むとリビング。

黒漆塗りの丸い床の間が印象的に配され、その先には庭木の緑を望む障子窓が設けられています。

田園風景の借景を楽しむリビングへ

敷地の南側に広がる田園風景を独り占めできる借景のリビングです。障子とフローリングを組み合わせた和洋折衷のリビングには、大きなガラス戸の先に田園風景が広がります。

【リビング開口部-障子の開閉の様子】

光や風景の調整は引き込みの大型障子で

リビングはフローリングに大型の障子が印象的な和洋折衷のデザイン。障子の引き込みによって、光と風景を自在に調整することができます。

タイルとホーローの造り付けキッチン

150角タイルを使用した造り付けのキッチン。「麺台」として使用する天板の一部は、大理石を利用しました。引き出しの引き手は、手が不自由になっても使用できるように、大型のユニバーサルデザイン。

敷地の東側に広がる雑木林を借景にしたお風呂

風呂はタイル張りの浴槽の先に大きな窓を設け、敷地の東側に広がる雑木林をそのまま借景として取り込んでいます。

手すりを設えた浴室は、緑を眺めながらくつろげる、バリアフリーにも配慮した空間です。

その後の暮らし
【庭に露天風呂をつくる】 完成後4年経過
【家に露天風呂をつくろう! ② 】庭編

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