埼玉県入間市の新築木造住宅デザイン

【バルコニーで露天風呂を愉しむ】住宅街の中の木造一戸建て(完成から6年経過)

埼玉県入間市の住宅街の中に建つ木造新築住宅です。敷地の周りは区画整理地で、完成してから6年経過したこの家の廻りにも、新しい住宅が規則正しく建ち並んで来ました。

目 次(クリックすると開きます)

2層分の吹き抜け 天井の高いリビング

2層分を丸々吹き抜けにしたリビングは天井の高い広々とした空間です。

オープン階段から2階のホールに

リビングに内包された鉄骨のオープン階段から2階のホールへ。2階のホールもリビングの続きの一体空間。ホールからは寝室や露天風呂のあるバルコニーにアクセスすることができます。

採光は上部のスリット窓から

道路や隣接する住宅に囲まれたこの敷地の採光は吹き抜け上部の空から取り入れました。

リビングの入り江、キッチン&ダイニング

キッチン&ダイニングはリビングの片隅の入江のようなスペース。天井を通常の高さに戻して落ち着きのある空間に。採光は2つの突き出し窓とガラスの食器棚から。

ダイニングテーブルはケヤキの一枚板

ダイニングテーブルは施工業者さんの倉庫に眠っていたケヤキの厚板を加工。素材の存在感が前面に出るのを避けるために、端部にR加工をした同材(けやき)の見切りをつけて少しポップに。壁面はタモ材の縦羽目板でダイニングスペースをゾーニング。

上部のスリット窓には埃の溜まらない収まり

埃の溜まりやすいスリット窓の下端は、壁を斜めに落として汚れない工夫をデザインに。

ご主人のお話をお聞きすると、2階ホールはエアロバイクを置いて、トレーニングの場として使っているらしいです。トレーニングで汗をかいた後は、そのままバルコニーの露天風呂に直行。

住宅街の中のバルコニー露天風呂

近隣から見えなくするために手すりの高さはちょっと高めの1800mm。シャワーの付いた洗い場はさらに高く2000mmにしてあります。バルコニーの手すりは中央の板を外せば、手すりを低く使うことも可能です。上部には電動オーニングがあるので、雨の日もバッチリ入浴OKです。

浴槽はサワラ材を使用した木製浴槽。置き型のため取り替えも簡単です。

道路側(西側)外観。道路と敷地の高低差600mmは目地をデザインしたコンクリートの擁壁で。