埼玉県入間市の閑静な住宅街。元々、施主のお母さんが暮らしていた古い住宅を解体して、息子さんのご家族とお母さんが住む2世帯住宅を新しくを建て替える計画でした。木造新築住宅が完成してから、6年経過した暮らしの様子です。
【ロードバイク&薪ストーブ】 土間のある暮らしのススメ(竣工後 約6年)
埼玉県入間市の閑静な住宅街。元々、施主のお母さんが暮らしていた古い住宅を解体して、息子さんのご家族とお母さんが住む2世帯住宅を新しくを建て替える計画でした。木造新築住宅が完成してから、6年経過した暮らしの様子です。
敷地の南側道路に面した部分には、車の駐車スペースが4台分。カーポートと住宅の間にはデッキテラスがつくられていて、駐車スペースを緩やかに分離して、前面の植え込みと共に有機的な暮らしの緩衝地帯となっています。
フラットな屋根を支えるスチールの細い柱が印象的な玄関ポーチ。デッキテラスと一体となって、回廊状に建物を取り囲みます。
リビング前面のデッキスペース。枕木のフレームは、現状は空っぽですが、薪ストーブの薪棚として使えるように考えました。薪を積むことで通りからの目隠しも兼ねています。植栽と薪棚が、住居スペースと駐車スペースを緩やかに分離しています。
中庭に通り抜けの軒下デッキ通路(外収納付き)
建物の西側は本屋根を伸ばして、軒下の外側に物入れを作っています。隣地からの視線を遮る目隠しの壁を兼用しています。南から回り込むデッキテラスは軒下も通過して、リビング奥の中庭テラスへとつながります。
デッキテラス先端の中古枕木を使った薪棚
玄関土間とリビングの繋がり
土間玄関とリビングを仕切っているガラスの木製引き戸を開け放つと、繋がりのある一体空間。土間に設置した薪ストーブの暖気が家全体を暖かくしてくれます。玄関土間は、ロードバイクの整備やトレーニングが出来るように奥行きのある空間にデザイン。
リビングの西側は、軒下デッキテラスや外部の物入れが目隠しとなって、隣接する住宅からの視線を遮っています。そのおかげで、掃き出しの大きなサッシを取り付けすることが可能になりました。
リビングは、南側に表のデッキテラス、西側は軒下テラス、北側は大きな中庭に面しています。3方向に大きな開口部がある明るく、風通しのいい空間になっています
タモ材の造り付けダイニングテーブル
リビングと対面式のキッチンカウンターから伸びるダイニングテーブルは造り付け。カウンターとヒノキの大黒柱を利用して、脚をなくしています。さながら、カフェのカウンターのような佇まいです。
ダイニング&キッチン&リビング、そして土間玄関の関係性
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