
川越市の街中に建つ1階がカフェ、2階部分が住宅の木造併用住宅です。建物が完成してから11年経過しました。珪藻土でできた円形部分は、1階がカフェの厨房スペース、2階がバルコニーになっています。
1階カフェの様子はこちら
【グリーンポットのようなバルコニー】川越市の木造カフェ併用住宅(完成から10年経過)
川越市の街中に建つ1階がカフェ、2階部分が住宅の木造併用住宅です。建物が完成してから11年経過しました。珪藻土でできた円形部分は、1階がカフェの厨房スペース、2階がバルコニーになっています。
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まるで、グリーンポット(植木鉢)のようにバルコニーの手すり上部から青々とした植物が溢れ出しているのが印象的な外観です。このグリーンは単にバルコニーに置いてあるプランターからはみ出したモノではありません。計画の段階から、手すりから、こんもりとグリーンであふれるように考えて、手すりの上部にグリーンポットが建築と一体で作り付けしてあります。
手すりがすり鉢状に羽出しているのは、単なるデザインではなくて、手すりの上部でポットの幅を確保するためのデザインです。手すり兼用のグリンポットなので、バルコニー自体はスッキリとしています。 ちなみに、手すりの外側に出ているたくさんの小さなパイプは、ポットの水抜き穴をデザインした形・・・。
バルコニー手すりの上部を舟形に掘り込んで防水を施してあります。手すりが外側にハングしていることで、雨が珪藻土自体にもかかりにくくなっているので、十数年経った今でも、珪藻土が比較的きれいに保たれているんです。これも、最初から狙っていたデザインです。
WORKS:カフェ mono moon(川越市松江町)
その後の暮らし:川越のMono moon cafe (OPENから21年)