完成から13年経過
打ち合わせで、川口方面に出かけたので、帰りの道を少し遠回りして、以前、設計した住宅の様子を見てきました。
小さな町工場が建ち並ぶ川口の工業地域の一角。元々、金属加工工場の2階部分が住居になっていましたが、その建物の脇に新しく住宅を新築しました。工場の2階は、一部を残してルーフバルコニーとして減築をしました。新しい住宅は周辺の環境やプライバシーを考慮して、2階リビングを計画しましたので、ブリッジで工場2階のルーフバルコニーとつなげています。
住宅部分は、外壁に、放射状に突き出た袖壁が特徴的なデザインですが、構造は在来工法の木造の建物です。袖壁に囲まれた土色の部分は、レンガ色のモザイクタイルですが、現在は廃盤になってしまったので、久しぶりに見ました。完成当時と同じように光に反射して、光沢がありました。
南側から見る。左が既存工場部分。右が新築住宅
西側(既存工場側)から見る