築140年以上の建物のリノベーション
久しぶりに川越市 新河岸の「斉藤米店」さんにお邪魔しました。数年前のブラタモリ「小江戸・川越」の回で、タモリさんが江戸と川越の舟運の関連で、新河岸川周辺を巡っているときに、ちらっと建物が映っていたので「あっ!」と思ってテレビを見ていましたが、ちょうどその日は、定休日でお休みだったらしいです。
番組は新河岸川の河岸場跡(船着場)から船問屋に・・・、という流れでしたが、「斉藤米店」さんはその廻船問屋さん(伊勢安)のお隣。
明治三年に新河岸で大火があった際に、隣の伊勢安と共に建てられたそうです。ですから、築年数140年以上経過した建物ですね・・・。

お米屋さん外観

軒先が雨に濡れないように、下屋根を伸ばす
既存の建物は、日本瓦の庇がついていましたが、軒の深さが充分ではありませんでした。リノベーションに当たって、新しくガルバニウム鋼板で、軒を300mm程度伸ばしました。

ショーケースにするための木製FIX窓

伸ばした軒先の補強の腕木をデザインに・・・。

新規カウンター

天井は既存のまま使用


たたみ2畳分の小上がりスペース&神棚

お米のストッカーを制作


