デッキ材のポーチに面した玄関
住宅を設計する際の玄関ドアのお話です。「防火などの法規的側面」や「断熱性・防音性・気密性などの性能的な側面」を確認、検討した上で、特に問題のない場合は、オリジナルで木製建具を制作する場合が多いです。図面を作図して、建具屋さんに作ってもらいます。特に決まった定型やひな形があるわけでなく、お客さんの嗜好性やその新しい家や玄関の機能や雰囲気で、自然と固まっていきます・・・。
玄関ポーチはリビング前のデッキテラスに繋がっています
写真は「浅野さんの玄関」。入り江のポーチに面した玄関で、他に窓がありませんので、大きくガラスのスリットを取っています。太めの縦桟の中央に△と○の穴（もちろんガラスはちゃんと入っています。）を開けて、間にSとNのプレートを取り付けると、[ASANO]さんのロゴ完成！
スプルス材の無垢材を使って製作した玄関木製ドア
取っ手は、皮が剥がれにくいエゴの枝を使用。大きなガラス扉によって玄関内部の明るさも確保しています。玄関内の下足入れの扉には姿見が埋め込んであります。
玄関内部の様子
建築設計事務所 独楽蔵（こまぐら）では、新築の木造住宅はもちろん、オフィスや古民家、中古住宅のリフォーム、リノベーション、現況調査や耐震補強などのご相談もお受けしています。今、お住まいの住宅で、気になっている部分、ご不明な点や疑問点などあれば、電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。
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完成したこの住宅の様子はこちら↓
WORKS：【不定形（三角形）の敷地のリズミックな暮らし】飯能市の木造新築住宅
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