
地元の西川材を使った木造平屋のソーラーハウス
埼玉県飯能市の幹線道路沿いにある太陽光発電パネルの販売代理店の建物です。片流れの大屋根の下にある大きな軒下のエントランスホールは、外壁や天井に地元が産地の西川材をふんだんに使用した外観。太陽光発電と地元の西川材(埼玉県西部地方で生産される木材の総称)を組み合わせたECOを発信する建物です。

太陽光発電のために考えられた「方位」や「屋根の形状」と「屋根の勾配」


大きな軒下はエントランスポーチデッキ。エントランスの木製建具(引き戸)は、もちろん”おひさま”をデザイン

軒下の天井と壁は、サワラの羽目板使用


外壁側面
厚板部分はスプルスの目地(溝)加工です

”おひさま”も建具屋さんがきれいに仕上げてくれました


内部、壁天井、梁材は西川材(杉)です

ケヤキの造り付けテーブル小口の収まり



壁天井の出隅(角)の部分、羽目板の木目がキレイに揃っているのがわかるでしょうか?大工さんのこだわりです。

その後の暮らし:【完成から8年経過】 外壁(西側):杉板南京下見張りの様子
玄関ドアいろいろ:【太陽光発電のショールーム】エントランスは太陽の扉
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