狭山市中央通り。両側に小さな商店が連なる、どこか懐かしい商店街の面影を残すこの通りは、地域の日常と人の温もりが息づく場所です。その中心部に、家族葬に特化した小さなセレモニーホール『シティホール狭山中央』が完成しました。
【まるで自宅のリビングのように】セレモニーホール『シティホール狭山中央』
狭山市中央通り。両側に小さな商店が連なる、どこか懐かしい商店街の面影を残すこの通りは、地域の日常と人の温もりが息づく場所です。その中心部に、家族葬に特化した小さなセレモニーホール『シティホール狭山中央』が完成しました。
【通りから緑に囲まれた見える建物の外観】
建物は、最大35名程度・10名程度の家族葬に対応した、ふたつの空間を備えた平屋の木造建築。街の風景に溶け込むように、周囲の環境や地域性を丁寧に読み取りながら、静かで親密な空間を目指しました。
【それぞれのリビング(ホール)へのエントランス】
ご家族が最期のひとときを、心おだやかに過ごせるように。住宅の設計で培った感性を活かし、日常の延長としての“別れの空間”を構築することを目指しました。
【祭壇もリビングの造り付け家具のように】
設計にあたって重視したのは、「故人とご家族、そしてふだんはなかなか顔を合わせる機会の少ないご親戚が、ゆったりとした時間を過ごす“家のような場”」という想いです。スタッフの方々と幾度も対話を重ねながら、「送る人」と「見送られる人」が互いの存在を感じられる距離感と、静けさの中に温もりを宿す場をかたちにしていきました。
【ホール(リビング)から見える庭】
【外部空間(庭)は見えるが、ほどよい高さの塀でプライバシーは確保】
【造り付けの大きなダイニングテーブルと庭】